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戦力の変遷

キメラアント
[2000年3月頃][2000年3月下旬][2000年4月頃][2000年5月頃][2000年5月頃][2000年6月頃][2000年6月頃][2000年6月頃][2000年7月頃]

2000年3月頃

組織図1
 瀕死の女王一匹のみで、戦力は皆無に等しい。元々女王がどこにいたかは不明だが、瀕死の状態で漂流し、NGLに流れ着いた。

2000年3月下旬

組織図2
 女王が回復のために摂食した蝙蝠や魚介類などの兵隊が生まれる。数は不明だが、非武装非念能力者の人間には手に負えない域になったと思われる。武装した場合、念能力を持つ場合は比較的容易に倒せるようだ。実例として武装したNGLの所員やポックルが下級兵を倒している。

2000年4月頃

組織図3
 レイナとその兄を皮切りに、次々に人間が摂食される。この時人間と動物が混じったような外見の兵隊が数多く生まれた。この時生まれたより人間に近い兵隊は師団長や兵隊長となり、兵隊を指揮した。それぞれの師団に4〜5名の兵隊長、それぞれの兵隊長に10〜15名の戦闘兵と雑務兵がついた。雑務兵は下級兵で構成されている。キメラアントの数が一番多いのはこの時期。また建築蟻によって城の建造も開始された。女王は王の出産に専念。一日50体の人間を要求した。

2000年5月頃

 この頃、ポックルやNGLの所員らによってザザン師団の下級兵が四匹、ヂートゥ師団の下級兵が一匹殺害されるが、損害は微々たるものであろう。普通の人間千体分にも値する栄養を持つポックルを生け捕りにしたという収穫の方が遙かに大きかった。遅れて調査に来たカイト班の活躍によりユンジュ隊、メガネガエル(仮)隊が壊滅。コルト師団のラモットとも交戦したが、ラモットはゴン、キルアが攻撃を加えた直後コルトに連れられ逃走。ラモットはその後念に目覚めた。

2000年5月頃

組織図4
 王の護衛軍となる三戦士が次々と目覚める。護衛軍の一人ネフェルピトーの命令により念能力の授与式が行われ、兵隊長と師団長が念に目覚める。洗礼に耐えられなかった者達も多くいたが、実質的な戦力は大幅に増した。またネフェルピトーはカイトを殺害し、その死体の修理を始めた。もしカイトが王の食糧になっていれば、取り返しのつかない事態になっていたかも知れない。

2000年6月頃

 NGL自治国に第一次討伐隊(ネテロ、ノヴ、モラウ)が到着し、遠征部隊が4隊壊滅。師団長残り28名。キメラアント側は網を張る作戦を立てたものの失敗。一ヶ月の間にさらに大量の隊が壊滅し、残り14隊となる。キメラアントは全ての部隊を巣に戻し、籠城作戦をとった。

2000年6月頃

組織図5
 王が誕生。この時点で三戦士らの女王を守る義務がなくなり、王と三戦士、女王と師団長以下が分裂する。女王の生殖機能がなくなったこと、兵の数が激減した事をのぞけば4月頃の状態に近い。師団長の筆頭であるコルトは人間に降参するが、他の師団長同意ではない。王により師団長2名が殺害され、師団長は残り12名となる。

2000年6月頃

 女王が二人目の王を遺し死亡。王と護衛隊は新天地を目指し旅立ち、師団長の大半もそれを真似て巣から散った。巣に残った師団長はコルト、ビホーン、あらいぐま(仮)、タコ入道(仮)。兵隊長のコアラもメレオロンの隊を抜けて巣に残った。他の兵が巣に残っているかは定かではないが、大半の兵は他の師団と合流するなどして巣を出たと見られる。

 統率型だったと思われるザザンは師団を率いて巣から出たが、ヂートゥやブロヴーダ(ザリガニ)などは単独で行動しているようだ。戦力は分散したが、被害もヨルビアン大陸中に広まってしまった。

【巣から出た主なキメラアント】
組織図6
【巣に残った主なキメラアント】
組織図6−2

2000年7月頃


組織図7
 王と護衛軍は東ゴルトー共和国に目をつけ、宮殿を乗っ取って拠点とした。そして人類と戦うため、国民に念の洗礼を施し、生き残った国民を兵隊として利用しようと考えている。ハンターの妨害にあって現在は選別済の人間が5000名しかいないが、最終的には50000名の兵を集める予定。

 分散したキメラアントはハンター協会が派遣したハンターらによって次々に捕獲され、その総数は東ゴルトーの建国記念大会まであと10日の時点で、319匹に上る。しかしその中には師団長クラスは一匹もいなかった。ハンターは4匹の師団長と遭遇していながら、全て逃げられてしまっているのだ。その理由は実力の乏しいハンターを派遣して被害を拡大させ、ネテロ会長を辞任に追い込もうと企む副会長派の審査部に原因があるのではないかという推測もある。ハンターに追われた師団長ら(ヂートゥ、ハギャ、ブロヴータ、ウェルフィン)は王を頼って東ゴルトー共和国に逃走。

 王の傘下に下ることなく、捕獲もされていない師団長はザザン、メレオロンとあと二匹。ザザンは他国に情報が流れない流星街を襲撃し、数百人の人間を殺害。しかし議会の討伐要請を受けたと思われる幻影旅団員により殲滅される。メレオロンは養父(ペギー)を殺した王への復讐のために東ゴルトー共和国に入り、仲間を捜していた。そんな中でゴンと出会い、ハンターらと共に行動をすることに。


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