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幽遊白書の技の辞典です。技名をクリックすると能力に関する詳細が見ることができます。しかしあまり見る価値はありません。

霊丸レイガン

使用者:浦飯幽助

 右手の人差し指に集めた霊気を放つ。覚えた当初はパンチの倍ほどの威力しかなく、また一日一発が限度だった。幽助の霊力が上がるにつれ一日の使用回数は4回まで増え、威力も飛躍的に増していった。連射することも可能だが、連射は高等技術であるため、熟練した霊気の使い手でないと使用回数に関わりなくしばらく霊丸を使用できなくなる。霊光波動の継承者であった幻海もこの技を使うことができる。また乱童も見よう見まねで使ったことがあるが、指先から気を放つのを真似ただけで厳密には霊丸とはいえないだろう。

心霊医術しんれいいじゅつ

使用者:ぼたん

 霊力で対象者の傷を治療する。人間界の医学で全治に半月以上かかる傷も2日ほどで治る。人間の妖怪化を抑えることもできるが、高等技術のため秘薬の力を借りなければ体への負担が大きく、術者の命を削ることになる。人間を妖怪にしようとする術者の妖力が大きいと抑えきれない。またあくまで抑えるだけであり、妖怪化を止めるには術者の妖怪を倒す必要がある。

呪縛獄じゅばくごく

使用者:飛影

 体中の邪眼から気を放ち、敵を動けなくする。実際に力を発しているのは額の邪眼だけで、体の邪眼は術者の妖力を増幅させるためのもの。そのため額の邪眼が使えなくなると自動的に呪縛が解かれてしまう。飛影は幽助と初めて戦った時にこの技を使ったが、これ以降額以外の邪眼を開いたことはなく、また敵を操るような技も使わなくなった。

真抜刀流光子剣しんばっとうりゅうこうしけん

使用者:武蔵

 霊気を伝わせた破邪刀で敵を斬りつけるというだけの技。術者の武蔵は妖魔退治のプロなのだが、霊力が強まり始めた頃の桑原を仕留めることすらできなかった。その上桑原が欠けた破邪刀を使い、土壇場で編み出した霊剣に完全に負けるという有様だった。

霊剣れいけん

使用者:桑原和真

 霊気によって剣を創り出す。最初は霊力を帯びた道具(破邪刀の欠片)がなければ剣を創れなかったが、修業により自分の霊気だけで創ることが可能になった。一度に二本創り出すこともできる。しかし桑原は二刀流の達人というわけではなく、有用でないと判断したのか鈴駒戦以降は使っていない。念じることで剣の長さや形を自在に変えることができる。 鈴木に与えられた「試しの剣」を使えば攻撃力が飛躍的に増す。手から離れた「試しの剣」を遠隔操作したり、手裏剣のような霊気を飛ばして敵を斬ることも可能だが、得意系統ではないため通常の攻撃より威力、精度は落ちる。

霊気砲れいきほう

使用者:風丸

 手のひら全体から霊気の塊を放出する。その圧倒的な霊気量から繰り出される霊気砲の威力は(当時の幽助の)霊丸よりも遙かに大きい。

大腕硬爆衝だいわんこうばくしょう

使用者:牙野

 霊気を集中して攻撃力を倍増させた右腕で攻撃する。

斬投旋風撃ざんとうせんぷうげき

使用者:牙野

 相手をものすごく遠くに投げ飛ばす技。

霊気の手裏剣れいきのしゅりけん

使用者:風丸

 霊気を帯びた手裏剣。敵の気を感知し、どこまでも敵を追っていく。手裏剣には衝撃に反応する爆薬が入っており、ギリギリに避けて別の何かに当たっても爆発に巻き込まれてしまう。

火掌発破拳かしょうはっぱけん

使用者:少林

 霊気を炎の塊に変え、敵に投げつける。名の通った武闘家が半生をかけて編み出した秘技だが、乱童が奪い取った。桑原にあっさり霊剣で打ち返されたところを見る限り、そう強力な技ではない。スピードは桑原曰く「バッティングセンターの120km/hより遅い」。

落合流首位打者剣おちあいりゅうしゅいだしゃけん

使用者:桑原和真

 霊剣で敵の飛び道具を打ち返す。桑原はこの技で少林の火掌発破拳をそのまま少林に跳ね返した。落合の名を冠する技だけあって、恐るべきバットコントロールである。

縮身の呪術しゅくしんのじゅじゅつ

使用者:少林(乱童)

 呪文を唱え、標的の体を一寸法師のように小さくする呪術。念を吹き込むのに時間がかかる。また標的に呪文が聞こえていないと失敗し、自分自身が縮んでしまう。解呪の呪文を唱えることで元の大きさに戻せるが、こちらの呪文も時間がかかるようだ。元々は高名な呪詛師が編み出した能力だが、乱童が奥義の体得書を奪い取った。

斬空裂風陣ざんくうれっぷうじん

使用者:少林

 周囲に空気の刃を作り敵を切り刻む。

妖気の糸ようきのいと

使用者:乱童

 妖気を練って強じんな糸を創り出す。乱童曰く妖怪の中でこれを体内で創り出せるのは自分だけらしい。

魔界魚召喚まかいぎょしょうかん

使用者:乱童

 魔界から魔界魚を呼び寄せる。魔界魚は特に人間の肉が好物。

霊光弾れいこうだん

使用者:浦飯幽助、幻海

 全身の霊気を高め、ショットガンのように連射する霊光波動拳の初歩的な技。この技は霊丸と同じ原理で、一日に使用できる回数が決まっている。体にかかる負担は霊丸とは桁違いだが、攻撃力も霊丸より遙かに高い。といってもそれは拳を直接当てた部分のみで、それ以外の攻撃力は低い。弱い相手であればその衝撃波だけで倒すこともできるため、雑魚を一掃するのに適した能力でもある。

薔薇棘鞭刃ローズウィップ

使用者:蔵馬

 バラを強じんな鞭へと変える。トゲは鉄をも切り裂くほどの攻撃力を誇る。バラに限らず、蔵馬は妖気を通すことであらゆる植物を武器にすることができる。

華厳裂斬肢かごんれつざんし

使用者:蔵馬

 ローズウィップで敵の体を切り裂く。

爆裂岩衝弾ばくれつがんしょうだん

使用者:玄武

 岩の体をバラバラにして敵に襲いかかる。バラバラになった体を元に戻すには玄武の心臓ともいうべき『中枢岩』が必要で、これがないと完全には元に戻れず、また傷つけられると玄武の体も粉々に砕けてしまう。技の使用中は中枢岩が露出するというリスクがある。「ダイの大冒険」のフレイザードも似たような、というかほぼ同じ技を使う。

分身妖獣ぶんしんようじゅう

使用者:白虎

 体毛をどう猛な妖獣に変える。細い体毛から作られてはいるが、ライオン並の大きさで動きも素速く、攻撃力も高い。串刺しにされても死なない。

帝京高校サヨナラツーラン剣ていきょうこうこうさよならつーらんけん

使用者:桑原和真

 霊剣で敵の飛び道具を打ち返す「落合流首位打者剣」と同じ技だと思われる。

鳴虎衝壊波めいこしょうかいは

使用者:白虎

 触れた物をチリと化す超振動の球を作り出す。この技からは逃れるしか術はない。スピードが遅いので避けるのは難しくない。

魔闘凍霊拳まとうとうりょうけん

使用者:青龍

 絶対零度に近い凍気の拳を秒間百発も叩き込む。この技を受けた者は全身凍り付き、衝撃を加えると粉々に砕け散ってしまう。

暗黒雷迅拳あんこくらいじんけん

使用者:朱雀

 雷の力と妖気を融合させ「妖雷波」とよばれる闇のエネルギーを創り出し、右手に纏って攻撃する。普通の人間ならば触れられるだけで黒炭と化す威力を発する。触覚には奥義をコントロールする役割があり、触覚が傷つくと精度が落ちてしまう。

暗黒妖籠陣あんこくようろうじん

使用者:朱雀

 7人に分裂する最高等妖術。幻影や残像などではなく、7人全てが本物である。7人のうち何人かが致命傷を受けても、一人が無事なら何度でも蘇ることができるという、かなり反則的な技。ハンターハンターに登場していれば最強クラスの能力になったと思われる。(カストロが7人に、あるいはレイザーが7人になるようなものである。)

六獄暗黒雷光波りくごくあんこくらいこうは

使用者:朱雀

 「暗黒妖籠陣」で分かれた6人同時に妖気で硬質化した雷の矢を放つ朱雀最大の必殺技。

七獄暗黒雷光波しちごくあんこくらいこうは

使用者:朱雀

 「暗黒妖籠陣」で分かれた7人全員同時に妖気で硬質化した雷の矢を放つ朱雀最大の必殺技。

武態ぶたい

使用者:戸愚呂兄

 戸愚呂兄の肉体の形を自由自在に変えられるという能力を応用し、自分を剣や盾などの武具に変える技。圧倒的なパワーを持つ戸愚呂弟がその武具を使うことで凄まじい攻撃力を発揮する。戸愚呂兄が一人で戦う時は体の一部を武器に変えて戦う。

筋肉操作きんにくそうさ

使用者:戸愚呂弟

 筋肉の量と妖気をコントロールする戸愚呂弟唯一の能力。筋肉量が増えるほど妖気も増えていく。20%でも四聖獣を倒した幽助と桑原が手も足も出ない強さであり、45%になれば人間界にいる妖怪や人間の多くが圧倒される妖気となる。80%になると、弱い妖怪や人間は戸愚呂の肉体から放出される攻撃的な妖気に触れただけでも死んでしまう。100%ではさらに妖気の毒性が増す上、戸愚呂自身が妖気を補充するため積極的に周囲の者の魂を吸い取る。

風華円舞陣ふうかえんぶじん

使用者:蔵馬

 刃のように研ぎ澄まされた花びらを自分の周囲に覆い、領域に犯した者を切り刻む。

二刀流めったうち剣にとうりゅうめったうちけん

使用者:桑原和真

 霊剣を二本創って振り回す。本当にただ振り回しているだけなので、大勢の雑魚相手くらいにしか使えそうにない。

魔妖妖デビルヨーヨー

使用者:鈴駒

 妖気を込めたヨーヨーで敵を攻撃する。指の間に挟み、片手に4つずつ、両手で8本のヨーヨーを操る。それぞれのヨーヨーには指から妖気が送り込まれていて、8本全てをバラバラに、術者の意志通りに動かすことができる。その不可解な動きを捕らえきるのは困難。ヨーヨーは手から離れていてもある程度は操作できる。

シマネキ草しまねきそう

使用者:蔵馬

 敵の体内にシマネキ草の種を植える。ほんの数十秒〜数分で根が全身に行き渡り、体の自由が効かなくなる。術者が「死ね」という言葉を発すると種はさらに爆発的に生長し、敵の体を突き破る。悪党の血の方が綺麗な花が咲くらしい。

邪王炎殺拳じゃおうえんさつけん

使用者:飛影

 魔界の炎を身に纏い繰り出す拳法。本来は人間界では使えない魔界の拳だが、飛影は邪眼で魔界の炎を召喚することで人間界でも使うことができる。魔界の炎を召喚するには莫大な妖気がいるため、炎殺拳の最大奥義である「黒龍波」以外の時は人間界の炎を使っている。

炎殺黒龍波えんさつこくりゅうは

使用者:飛影

 魔界の獄炎の化身である黒龍を召喚し敵に放つ、邪王炎殺拳の最大最強奥義。絶大な威力を誇るゆえ術者本人への反動も大きく、実力が低いうちは一発撃つとしばらくは使えなくなる上、戦闘能力も大幅に落ちてしまう。黒龍波を敵に防がれると術者に跳ね返る。術者が未熟であれば自分が召喚した黒龍に焼き殺されるが、「極めた者」であれば黒龍の莫大なエネルギーを喰い、妖力を爆発的に高めることができる。しかし黒龍波を喰って戦うと妖力と肉体を極度に酷使するため、数時間完全な「冬眠」状態になってしまう。

酔拳すいけん

使用者:酎

 酔うほどに強くなる特殊な拳。不規則な動きで不意をつかれたり、油断した敵を翻弄する。ここまではただの酔拳だが、酎は「錬金妖術師」であり、酒気と妖気を混合させることで「ヴァージョンアップ」し、真の力を発揮する。この状態になると妖気の球を作って投げることが可能になる。当時の幽助と違い一発の球に限界まで妖気を注ぎ込むことができるため、ほとんど互角だった幽助の霊丸よりも遙かに威力の大きな球を作り出していた。

ハウンドクローはうんどくろー

使用者:梁

 巨大な手の形をした霊気で敵を攻撃する。その霊気は霊力、妖力のレベルが低い者には見えない。

エンゼルチャクラムえんぜるちゃくらむ

使用者:円

 切れ味の鋭い霊気の輪で敵を攻撃する。手に持って斬りつけることもできるし、輪を投げつけることもできる。

霊気の棒れいきのぼう

使用者:魁

 霊的レベルの低い者には見えない、伸縮自在の棒のような霊気を操る。

無幻花むげんばな

使用者:蔵馬

 花粉を吸わせた者の記憶を消去する。消去する内容は術者が指定できる。蔵馬は喜多嶋麻弥に使い、自分に関する記憶を全て消した。

光浄裁こうじょうさい

使用者:幻海

 霊光波動拳五大拳のひとつ、修の拳の奥義。対象者の心に自身の罪を問い、肉体に裁きを下す荒技。心が汚れていれば肉体は滅び、逆に澄んでいれば肉体の悪い部分を浄化する。術者の霊力を極端に消耗する。

戦闘妖液せんとうようえき

使用者:Dr.イチガキ

 体内に注入することで自身をバケモノのような姿に変える液体。飛影や蔵馬を苦戦させたガタスバルを創ったDr.イチガキの切り札であるから、本来はかなり強いと思われる。しかし怒っていた幽助に一発で倒された。

戦闘の粧せんとうのしょう

使用者:画魔

 自身の肉体に化粧を施すことで妖気を高める技。

獄錠の粧ごくじょうのしょう

使用者:画魔

 敵の体に特殊な模様を描くことによって相手の動きを封じる。模様一つにつき70kgの重量がかかる。

念縛封呪の粧ねんばくふうじゅのしょう

使用者:画魔

 敵の体に特殊な模様を描くことによって妖気(霊気)を完全に封じる。

魔笛霧弾射まてきさんだんしゃ

使用者:凍矢

 無数の氷の粒を敵に向かって飛ばす。

氷の剣こおりのけん

使用者:凍矢

 氷の剣を作り出す。

きり

使用者:爆拳

 自身の汗を霧に変える。闘技場のリンクくらいなら軽く覆える。

飛翔術ひしょうじゅつ

使用者:陣

 風を操り、自由自在に空を飛ぶ。

修羅旋風拳しゅらせんぷうけん

使用者:陣

 手を振り回して竜巻を作り、その手で攻撃する。直接当てれば観客席の壁と観客数人をすっ飛ばすほどの威力がある。かすっただけでも吹き飛んでしまうが、カマイタチなどの斬れる風ではないので、きちんと着地さえすればダメージはない。両手同時に作り出すことも可能。

爆風障壁ばくふうしょうへき

使用者:陣

 突風を発生させ、敵の放出系攻撃の軌道を変える。

修羅念土闘衣しゅらねんどとうい

使用者:吏将

 土を自分の体に覆い鎧とする。攻撃力、守備力が大幅に上がるものと思われる。

ボンバータックルぼんばーたっくる

使用者:吏将

 修羅念土闘衣を装着した状態で繰り出すタックル。それなりに強力な技だと思うが、もともと大怪我を負っていた桑原にしか使っていないので、いまいち威力の程がわからない。

霊光玉れいこうぎょく

使用者:幻海

 霊光波動拳正当伝承者のみが持つ、霊気を極限まで凝縮したエネルギー球。霊光波動拳の伝承者達は代々これを後継者に渡してきた。継承は伝承者が体内からこのエネルギー球を取り出し、継承者の体内に注入することで行う。継承者にエネルギーを受け入れるだけの器がなければ、肉体は木っ端微塵になる。エネルギーの受け入れに成功しても、長時間に渡って全身に激痛が走る。この苦痛によって肉体が再起不能になったり、精神が崩壊したりする。最悪の場合死ぬことすらある。継承が完了した時、継承者の霊力は桁違いに上昇する。逆に玉を渡した伝承者の霊力は当然大幅に下がっている。現在の伝承者である幽助は魔族に転生してしまったため、再び霊光玉を取りだして次の者に渡せるかどうかは不明である。

魔唆狩拳まさかりけん

使用者:魔金太郎

 右手を斧に変えて敵を攻撃する。

武獣装甲其ノ一魔猿の装ぶじゅうそうこうそのいちまえんのそう

使用者:黒桃太郎

 黒桃太郎は体に受けたダメージから敵の攻撃力を完璧に記憶するという能力を持つ。怨爺に与えられた「奇美団子」を食べることにより、その記憶した敵の攻撃力以上の力を得ることができる。魔猿の装は一つ目の奇美団子を食べて変身した姿である。暗黒武術会で黒桃太郎は飛影の剣で自ら指を切り落とし、飛影の剣を一切通さない強靱な肉体となった。

邪王炎殺煉獄焦じゃおうえんさつれんごくしょう

使用者:飛影

 炎を纏った手で攻撃する。邪王炎殺拳の一つ。本来は魔界の拳だが、人間界の炎でも使うことができる。

武獣装甲其ノ二魔雉の装ぶじゅうそうこうそのにまちのそう

使用者:黒桃太郎

 二つ目の奇美団子を食べて変身した姿。暗黒武術会では「邪王炎殺煉獄焦」の痛みを記憶して変身。飛影の邪王炎殺拳でもダメージを受けない防御力となり、スピードや攻撃力でも飛影を圧倒した。

魔犬の装まけんのそう

使用者:黒桃太郎

 三つ目の奇美団子を食べて変身した姿。武獣装甲の最終段階。本来武獣装甲は敵の攻撃を記憶してそれ以上の戦闘力を持つ姿になるという技の筈だが、黒桃太郎は攻撃を受ける前に食べて変身。鋭い牙と爪を持つ姿に変身することで攻撃力を上げたのだと思われる。

邪王炎殺剣じゃおうえんさつけん

使用者:飛影

 自らの妖気と炎を融合させて創った炎の剣。邪王炎殺拳が通じない黒桃太郎をもいとも簡単に斬るほどの攻撃力で、その切れ味は桑原の霊剣の比ではない。黒桃太郎戦で追いつめられた飛影が瞬時に編み出した。強力な技だが飛影は滅多に使わない。桑原の技からヒントを得たというところが気にくわないらしい。

逆玉手箱ぎゃくたまてばこ

使用者:裏浦島

 裏浦島専用の闇アイテム。通常の玉手箱とは逆の効果、つまり敵を若返らせる効果がある。若返りには限界がなく、胎児以前にまで若返らせることが可能。何らかの理由で転生している者は転生前の姿に戻ることもある。

死出の羽衣しでのはごろも

使用者:死々若丸

 死々若丸専用の闇アイテム。包み込んだ相手をどこかに飛ばす。本来は世界の果て、魔界、異次元などのろくでもない場所に飛ばすアイテムのようだが、桑原は死出の羽衣でも怨爺の似たような技でも、同じ島にしか飛ばされなかった。桑原の霊感能力などが高いことが関係していると思われる。

爆吐髑触葬ばくとどくしょくそう

使用者:死々若丸

 邪念を纏った魔哭鳴斬剣で斬りつける。闘技場に巨大な穴を開けるほどの威力がある。攻撃の際に飛び散った邪念の塊は近くの生き物に襲いかかり、弱い者だと喰われてしまう。発動には大量の妖力が必要。

怨呼障縛壁おんこしょうばくへき

使用者:死々若丸

 魔哭鳴斬剣を振り回して自分と敵の周囲に死霊の声による壁を作り、逃げ場をなくす。

霊光鏡反衝れいこうきょうはんしょう

使用者:幻海

 自らの肉体を共鳴の道具にし、敵の妖気と衝撃波をとりこみそれを跳ね返す。相手の攻撃が強ければ強いほど威力を発揮する。その上自身の霊気はほとんど減らない。熟練の使い手である幻海だからこそできる技である。

ブラックホール(仮)ぶらっくほーる

使用者:鈴木

 妖気で黒い球体を創り、閉じ込めた敵をどこかに飛ばす。死々若丸の「死出の羽衣」と同じ効果だが、怨爺(鈴木)はアイテムを使わず自身の妖気だけで発動できる。

レインボーサイクロンれいんぼーさいくろん

使用者:鈴木

 波調を変えた7種の妖気を同時に放出する。自身が持つ1000の技の中で最も気に入っている技の一つらしいが、威力はさほどでもない。…とはいえ観客席の壁を粉々にする程度の威力はある。

爆肉鋼体ばくにくこうたい

使用者:鈴木

 筋肉を強化する。戸愚呂の筋肉操作を真似たものだが、戸愚呂と違って妖気そのものは上がらないと思われる。

三重殺奏さんじゅうさっそう

使用者:あか、もも、あお

 阿架連邪、喪々連邪、亜尾連邪の3人が繰り出す必殺の連携技。

爆弾具現化ばくだんぐげんか

使用者:鴉

 妖気で爆弾を具現化する。妖力の低い者は爆弾を見ることすらできない。一度に十数個の爆弾を同時に創ることができる。妖力を抑えているマスクを外すと、体内に火気物質を集めることにより大規模な爆発を起こすことが可能になる。

追跡爆弾トレースアイ

使用者:鴉

 妖気で創られた亜生物体。敵を追跡し、敵に追いついたり何かに触れたりすると爆発する。

オジギソウ召喚おじぎそうしょうかん

使用者:蔵馬

 魔界のオジギゾウを呼び出す。オジギソウは振動や接触、火気などに反応し、そこに襲いかかる気性の荒い植物である。妖力をセーブした状態の鴉の爆弾では破壊できない。

地下爆弾マッディボム

使用者:鴉

 地面に埋めておき、踏んだ者を捕らえて爆発する爆弾。

吸血植物召喚きゅうけつしょくぶつしょうかん

使用者:蔵馬

 魔界の吸血植物を呼び出し、標的の出血箇所に襲いかかる。妖怪が相手なら、妖怪の血を好むタイプの植物を召喚する。妖気を大量に消費するため、妖狐の姿でないと死ぬ危険がある。

武装闘気バトルオーラ

使用者:武威

 妖力を抑える鎧を脱ぎ捨て、自分でも抑えきれない強大なオーラを全身に纏う。バトルオーラとは、体が浮かぶほどの巨大なオーラを見た蔵馬がそう表現したもので、武威自身が言ったわけではない。黒龍波を無傷で跳ね返すほどの攻防力だが、黒龍波を喰った飛影には敵わなかった。

呪霊錠じゅれいじょう

使用者:幻海

 霊光波動拳の使い手が行う修業の一つ。霊気で創られた光る枷「呪霊錠」を手足につけ、霊力を向上させる。呪霊錠は鉛でできたバネのようなもので、全身の霊気を使わなければ動けない。長くつけていればいる程霊力は桁違いに上昇する。幽助は少なくとも数日の間に霊力が5倍以上になった。「開(アンテ)」と言うことで呪霊錠は解除される。

指弾しだん

使用者:戸愚呂弟

 指を弾いて弾丸のような空圧を作り出す。呪霊錠を外し80%の戸愚呂を圧倒した幽助ですらかなりのダメージを受けるほどの威力。

禁句タブー

使用者:海藤優

 術者が設定した禁句を言うと魂をとられてしまう領域を創る。範囲は最大半径10mで、出入り自由。領域内では暴力行為ができない。暴力でなければ霊気や妖力を使うことができる。植物を操って気づかれないように他人の持っているものを盗んだり、眠らせたりすることは暴力には該当しないようだ。術者が禁句を言ってしまうと領域が解除され、術者自身の魂が抜けてしまう。誰かに元に戻してもらわないと一日で死亡する。

シャドー

使用者:城戸亜沙斗

 相手の影を踏むことで、その者の動きを封じることができる。また城戸は土壇場で影のみを動かす能力に目覚めた。動かした影は物体に触れることができる。ただし精神力を消耗してしまう。城戸は初めて影を動かす能力を使った後、精神力を使い果たししばらく入院する羽目になった。

模写コピー

使用者:柳沢

 触れた者の姿形、声紋、指紋、気紋、記憶や性格さえコピーする能力。さすがに強さまではコピーできないと思われる。強いショックを受けると解除される。

盗聴タッピング

使用者:室田

 他人の心の声を盗み聴く。テリトリーは半径30m。強い考えであるほど大きい声で聞こえてくる。

医者ドクター

使用者:神谷実

 テリトリー半径100m。念でつくったウイルスでテリトリー内の人間を病気にする。感染した者は精神力が弱ければ10分で死に至る。また素手で人間の皮膚をメスのように切り裂くことができる。治療もお手の物で、切断された腕も一瞬で治すことが可能。脳内の興奮物質をコントロールして肉体の機能を極限にまで高めれば、痛みを感じない体にすることもできる。しかし所詮は少し丈夫なだけの人間であり、幽助からすればそれほど手強い相手ではなかった。一度ウイルスに感染すると術者の念を消さない限り病気は進行する。自力で領域を解くことはできないらしい。

水兵シーマン

使用者:御手洗清志

 自らの血液を液体に混ぜることで、変幻自在の液体生物をつくることができる。液体生物の中がテリトリーであり、この中に閉じ込められれば術者を倒さない限り溺れ死ぬしかない。血液の量が多いほど大きくて強い生物が生まれる。

次元刀じげんとう

使用者:桑原和真

 次元を切り裂くことのできる刀を創り出す。霊界が張ったS級妖怪でも壊せない結界や能力者のテリトリーも切り裂くことができる。どこでもドアのように、空間を切り裂き全く別の場所に移動することも可能。御手洗との戦いでこの能力に目覚めたが、うまくコントロールできないため感情が高ぶった時しか創れない。

霊光裂蹴拳れいこうれっしゅうけん

使用者:仙水

 裂蹴拳と霊力をミックスした、仙水が作り上げた独自の拳法。要するに霊気の塊を蹴るだけなんだけども。

裂蹴紅球波れっしゅうこうきゅうは

使用者:仙水

 霊気の球をサッカーボールのように蹴飛ばして敵を攻撃する。カーブさせることも可能。

死紋十字斑しもんじゅうじはん

使用者:刃霧要

 標的の体に念で的を描く。以後術者が放った物質は全てその的めがけて飛ぶようになり、標的がどこへ逃げようとどこまでも追いかけていく。領域半径200m。タンクローリーという巨大なものも弾にできるが、大量の気が必要で一台が限界。

狙撃手スナイパー

使用者:刃霧要

 あらゆる物質を気で強化し、弾丸にして飛ばすことができる。自らの気を的に変え、敵の肉体に記す死紋十字斑を使うことによって、術者が放った弾丸は確実に敵めがけて飛んでいく。

滅我豚拳メガトンパンチ

使用者:人間界で生まれた妖怪A

 ただのパンチ。とてもメガトンと呼べるものではない。

遊熟者ゲームマスター

使用者:天沼月人

 ゲームを実物大で再現する能力。ゲームに無関係の者はテリトリーの中に入ることすらできない。テリトリー内では海藤の「禁句」と同様、ゲームを妨害するような行為はできない。ゲーム中に死を暗示するようなメッセージが出るゲームの場合、ゲームの参加者はそのメッセージ通りに死んでしまう。術者がゲームの登場人物になると、ゲームが終わらない限りテリトリーを解くことはできない。そのためプレイヤー側は何度でもコンテニューできるが、魔王は一度負けると死んでしまう「ゲームバトラー」のようなゲームで術者が魔王になると、術者は自分が死ぬか相手が諦めて死ななければゲームを終われなくなってしまうという欠点がある。

美食家グルメ

使用者:巻原定男

 対象者の体を丸飲みし、その者の能力を吸収する。ハンターハンターのメルエムの能力と似ているが、メルエムの能力で相手の能力をもコピーできるかどうかはまだ不明である。こちらの方が強力かも知れない。その割には大した見せ所もなく、あっさりと蔵馬に敗れてしまったが…。

邪念樹じゃねんじゅ

使用者:蔵馬

 対象者に幻覚を見せておびきよせ、寄生する植物。対象者が死ぬまで離さない。

影ノ手かげのて

使用者:樹

 「闇撫」という妖怪が持つ、次元を司る手。異次元に生きる下等妖怪を操り敵を異次元に閉じ込めたり、魔界と人間界を繋ぐ巨大な穴を開けたりすることができる。

裂蹴紫炎弾れっしゅうしえんだん

使用者:仙水

 数十個にも及ぶ霊気の球を敵めがけて一気に蹴り飛ばす。本来は大勢の敵を一度に攻撃するための技である。一個一個の球の威力はそれほど高くはない。(もちろん高い霊力、妖力がある者にとってだが)

気硬銃きこうじゅう

使用者:仙水(カズヤ)

 右手に仕込んだ銃から霊気の弾丸を放つ。攻撃力はミノルの霊気の球より高いようだが、カズヤ自身の戦闘力が低いため幽助には二度当てることはできなかった。一度使ってしまうと右手が消し飛んでしまう。元に戻すには樹に手を補充してもらう必要がある。

魔封環まふうかん

使用者:コエンマ

 霊界に存在する防御系呪文の中でも最大最強に位置される。長い年月をかけて自らの霊気を聖なる道具(コエンマはおしゃぶり)に溜めておき、敵、あるいは敵地に放ち、強力な結界を作る。特に魔界の生物には有効で、S級妖怪すらこの呪文にかかれば身動きすらできなくなるという。コエンマは三度この技を使っている。三度目には初めて人間に使ったが、究極の気である聖光気を持つ仙水には通じなかった。

気鋼闘衣きこうとうい

使用者:仙水

 究極の闘気「聖光気」を硬い物質に変えて身に纏う。覚醒した飛影の炎殺剣が全く通じないほどの防御力を誇る。体を覆う面積を小さくすることで、防御力が落ちる代わりに攻撃力を上げることもできる。

白魔装束しろましょうぞく

使用者:蔵馬

 妖狐の蔵馬が着ている服。仙水が自分の闘衣と似たようなものだと言ったことから、妖気で具現化したもの、あるいは植物に妖気を与えて創ったものだと思われる。

樹霊妖斬拳じゅりょうようざんけん

使用者:蔵馬

 切れ味の鋭い茨を腕に覆い敵を殴る。

裂破風陣拳れっぱふうじんけん

使用者:仙水

 敵を切り刻む竜巻を発生させる。風使いの陣顔負けの必殺技である。

遊魂回帰の術ゆうこんかいきのじゅつ

使用者:コエンマ

 死亡した者の魂を元の肉体に戻す蘇生術。大量の霊力を消費する。

双龍砲そうりゅうほう

使用者:快晴、風吹

 二人の霊気を合わせて霊気の球を作り、敵に放つ。

魔円咬まえんこう

使用者:修羅

 円盤状の妖気を連射する。

魔古忌流煉破反衝壁まこいりゅうれんぱはんしょうへき

使用者:黄泉

 敵の放出系攻撃を吸収する呪壁を張る。

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