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アカル草あかるそう
[133/アイテム]
その名の通り光っている草。深い洞窟や迷宮などで目印として植えておけば迷う心配がなくなる。
暗黒鏡あんこくきょう
[019/アイテム]
闇側の三大秘宝の一つ。この鏡を満月の日に覗くと、その者の願いが映し出され、その願いが現実となる鏡。ただし願いを叶えるためには命を捧げなければならない。蔵馬は母親の病気を治して死ぬつもりだったが、幽助が命を分けたことで二人とも無事に助かり、母親の病気も治った。
イタコ笛いたこぶえ
[114/アイテム]
霊界七つ道具の一つ。霊能力者や妖怪にのみ聞こえる音波を発する笛。霊力の強い者が吹くほど遠くまで音が届く。D級妖怪の妖気を抑えられないぼたんでも半径100kmに音が届くというから、幽助なら日本全土は軽いか?
陰呪水いんじゅすい
[063/アイテム]
妖気をある程度遮断することができる液体。イチガキ制作の妖鋼獣ガタスバルはこの液体を塗った特殊な鎧を装着しており、飛影の刀でも傷一つつかなかった。
鬼殺しおにごろし
[059/アイテム]
魔界の重濃酒。非常に強い酒で、酔拳の使い手である酎はこの酒を一口飲み、吐くことで真の力を発揮する。
餓鬼玉がきだま
[019/アイテム]
闇側の三大秘宝の一つ。人間の魂を吸い取ることができる玉。剛鬼はこの玉を使って複数の子供の魂を吸い取った。子供ばかりなのは剛鬼の好みもあるだろうが、抵抗力の強い大人だと多少吸い取るのが難しくなるのかも知れない。
奇美団子きびだんご
[079/アイテム]
裏御伽闇アイテムの一つ。敵から受けた攻撃力を記憶し、その攻撃力以上の力を与えてくれる黒桃太郎専用のアイテム。一度の戦いで使えるのは3つまで。
逆玉手箱ぎゃくたまてばこ
[081/アイテム]
裏浦島専用の闇アイテム。通常の玉手箱とは逆の効果、つまり敵を若返らせる効果がある。最近魔界で発見されたトキタダレ花の果肉「前世の実」を鈴木が加工して作ったもの。
黒の章くろのしょう
[126/アイテム]
霊界の巨大資料館に収められている極秘テープ。人間の陰の部分を示した犯罪録で、今まで人間が行ってきた罪の中でも最も残酷で非道なものが何万時間という量で記録されている。普通の人間なら5分見ただけでも人間の見方が変わるという。内容があまりにも過激で、霊界の中でも限られた者しか見られないらしい。仙水は霊界に侵入してこのテープを盗み失踪。仙水死後は飛影の手に渡ったが、その後の行方は不明。現実世界でもインターネッツに接続すれば、残酷で気が狂いそうになる人間の悪行を収録した映像をいとも簡単に見ることができる。仙水や御手洗のように「黒の章を見て人間に絶望する」ようなことは現実でも起こりうると思われる。
降魔の剣こうまのつるぎ
[019/アイテム]
闇側の三大秘宝の一つ。妖毒石で作られており、この剣で切られた人間は傷からその毒が全身にまわり、最後には妖怪になってしまう。妖怪になりたい人間はこの剣で自分を斬ればいいということになるのだろうか。飛影はこの剣を使って千頭の人面獣を作ろうとしていた。その後の飛影からは想像もつかない計画である。一体そんなことをしてどうするつもりだったのか。人面獣によるローラー作戦で雪菜を探すため?と考えるのは無理があることは確か。
黒甲冑こくかっちゅう
[044/アイテム]
ダイヤよりも固い物質。朱雀は妖気をコントロールする触覚をこの物質で覆い守っていた。しかし幽助の霊丸で傷ついている。
前世の実ぜんせのみ
[092/アイテム]
最近魔界で発見されたトキタダレ花の果肉。食べると若返る。ケムリ状ではなく、液体のまま飲めば長時間前世の姿に戻っていられる。いずれにせよ時間制限があり、ずっと若返っていられるわけではない。
操血瘤そうけつりゅう
[063/アイテム]
血液を通して脳を支配し、対象者の人格を変える装置。Dr.イチガキが創ったもの。背中に取り付ける。この装置を無理に外そうとするとつけられた者も死んでしまう。幻海が奥義を使い、殺さず外すことに成功した。
束呪縄そくじゅじょう
[066/アイテム]
呪文をつらねた特別な糸。体に巻き付けることで術者の防呪壁能力が増す。結界師瑠架はこの糸を使って結界を張り、飛影と覆面戦士(幻海)を閉じ込めた。しかし妖気が強まりつつある飛影を最後まで抑え込んでおくことはできなかった。
試しの剣ためしのけん
[092/アイテム]
持つ者の気を吸い取って生長するヒル杉で作られた変幻自在の妖刀。その姿は持つ者の気の性質次第で変わる。
頭伝針とうでんしん
[161/アイテム]
脳に直接情報を送り、視力のない者でも映像情報を得ることができる装置。
破邪刀はじゃとう
[027/アイテム]
樹齢千年以上の仙人樹を聖水で磨いて作った霊験あらたかな木刀。妖魔退治の必携アイテムで、霊能力者の武蔵が愛用していた。
氷泪石ひるいせき
[046/アイテム]
氷女の涙の結晶。稀少な宝石として価値が高く、人間界では闇値で軽く数億円の価値があり、魔界でも属国が支配国に献上することがある。氷女は子を産んだ時にも涙を流し、その時にできた氷泪石は子供に与えられる。氷泪石には人の憎しみを吸い取るような効果があり、飛影もむくろもこの石に救われた。
魔哭鳴斬剣まこくめいざんけん
[084/アイテム]
弁慶すらその魔力の恐ろしさのあまり使うことなく封印したという、持つ者の命さえ危うい死神を呼ぶ刀。怨邪解放の呪鳴を発する魔笛と、それに共鳴増幅し衝撃波をくりだす妖刀が一体となったもの。普段は普通の刀だが、柄を引っ張って魔笛を剥き出しにすることにより真の力を発揮する。振り回すたびに死霊の招き声が発せられ、抵抗力のない者はその声を聞くだけで生命がもぎとられていく。媒体もかなりの妖力を消耗する。
目印留めじるしーる
[117/アイテム]
霊界七つ道具の一つ。逮捕した極悪犯に貼りつける入れ墨判を改良したシールで、一度貼ったら貼った本人にしか剥がせない。ただし貼った人が死んだ場合に限り、シールは自然に剥がれる。シールは通常青色だが、貼った人が小さなケガをすると黄色になり、大きなケガをすると赤色になる。このシールに自分の名前を書いて仲間同士で貼っておけば、誰かに何かがあってもすぐ知ることができる。
妖気計ようきけい
[021/アイテム]
妖怪の妖気を察知し、その方向と距離を示すコンパス。持ち主の霊力が強いほど遠くの妖怪を察知できる。探偵になったばかりの幽助は500m以内。強い妖力を持った妖怪が近くにいると壊れてしまう。幽助が使った時は飛影や蔵馬は大丈夫だったが、乱童で大破した。妖気計は霊界で改良され、どんな妖怪の妖気もキャッチできるようになった。また妖気計の中に妖怪の肉体の一部を入れると、その妖怪が世界のどこにいても方向と距離がわかる機能も追加された。
燐火円礫刀りんかえんれきとう
[160/アイテム]
魔界に棲む野牛の骨を加工して作られた、斧の頑強な破壊力と薄刀の切れ味を併せ持つ無双の剣。時雨の武器。
瑠璃丸るりまる
[164/アイテム]
雷禅の国の国宝石。幽助は魔界トーナメント開催のために、三国の主要妖怪の名前をこの石に彫らせた。しかし出場選手が予想以上に多く、結局瑠璃丸がクジとして使われることはなかった。
霊界アイテム探偵七つ道具れいかいあいてむななつどうぐ
[019/アイテム]
霊界が霊界探偵となった幽助に与えた七つの道具。妖怪の逮捕や潜入捜査など、探偵らしいことをしていた時はそれなりに使用していたが、仕事内容が戦いばかりになるとほとんど使われなくなった。
霊撃輪具れいげきりんぐ
[021/アイテム]
指につけることで、霊丸の力を何倍にも高めるアイテム。威力は上がった分、体力と霊力を激しく消費する。使用後は疲労で立ってさえいられなくなる。ぼたんは「もっと霊力がついてから渡したかった」と言っているが、幽助は剛鬼戦以降一度も使っていない。道具に頼らず戦いたいという幽助の意向もあるだろうが、幽助の霊力が高まりすぎて役に立たないからとも考えられる。
霊透眼鏡(レンズ)れいとうれんず
[019/アイテム]
壁や衣服などを透かして、隠されたり紛失したりした物を見つけ出すことができるレンズ。他人の衣服が透けるといっても、衣服の中にある探しているものが見えるだけで、他人の下着や裸が見えるわけではない。「眼鏡」は「レンズ」と読んでいたが、改良後は「がんきょう」に変わっていた。
裏男うらおとこ
[139/種族、職業、集団]
次元間の狭間で生きる平面妖怪。「闇撫」の樹が支配している。
吸魂鬼きゅうこんき
[020/種族、職業、集団]
その名の通り、人間の魂を好む鬼。魔界の三大妖怪をはじめ、妖怪には人間の肉体をエネルギー源にしている者が多いが、この鬼は人間の肉体を引き裂き、中の魂しか食べない。
氷女こおりめ
[046/種族、職業、集団]
人間界では雪女、雪娘、雪童などと呼ばれる妖怪。涙を流すと氷泪石という名の美しい宝石を生み出す。魔界の空に漂う流浪の城(氷河の国)でひっそり暮らしている。非常に長寿で、100年ごとの分裂期に誰の力も借りず一人の子を産む。分裂では必ず女児が生まれるが、異種族の男と交わった場合、必ず男児が生まれる。しかもその男児は異種族の性質のみを受け継ぎ、凶悪で残忍な性格であることが多い。また男児を産んだ氷女は例外なくその直後死亡する。こういったことから氷女は種の保存のため、異種族との交流を避けて暮らしているのである。
三鬼衆さんきしゅう
[048/種族、職業、集団]
闇ブローカーでもえり抜きの精鋭といわれる三人衆の妖怪。しかし数々の戦いを経てレベルアップした幽助、桑原の敵ではなかった。
三途の川の水先案内人さんずのかわのみずさきあんないにん
[001/種族、職業、集団]
成仏できない霊を霊界に案内する、西洋でいうところの死神。霊界の使者、伝令として、人間界の者達と接触するという役割もある。なお霊界には死神は死神で別に存在している。
邪眼師じゃがんし
[023/種族、職業、集団]
邪眼とよばれる眼を持つ。その眼力で下等妖怪や低級霊、霊力の弱い人間を操ることができる。遠隔透視(千里眼)を行うことも可能。飛影は本来の邪眼師ではなく、地獄のような激痛が伴い、また鍛えた妖力も赤子同然に落ちてしまう移植手術を行い、邪眼師となった。邪眼の力を使うと、人間界にいても魔界の炎を召喚し、使うことができる。
呪氷使いじゅひょうつかい
[067/種族、職業、集団]
氷系の能力を使う妖怪の中で、最も位が高い使い手。氷の拳士とは比べものにならない。
正聖神党せいせいしんとう
[174/種族、職業、集団]
自分達が神の使いだと信じる霊界の武装教団。人間界を浄化することが神から与えられた使命だと考えており、千年単位の周期で地球の気をエネルギー源として異次元砲や天変地異を使い、「天罰」と称して人間の退廃を粛正していた。以前は霊界の主流派だった。今は「穏健派」が多数派だが、今でも隠れ信者は多く、96年頃にはクーデターを起こした。
半妖怪はんようかい
[045/種族、職業、集団]
人間界にも名前と籍がある、妖怪と人間の中間のような存在。妖怪のような醜い姿に変身できるが力は並の人間と大して変わらないという、実に中途半端な存在。人間と融合した蔵馬や、人間として生まれた後に魔族に覚醒した幽助も半妖怪といえば半妖怪といえるかも知れないが、彼らとは全く格が違う。
びびら坊びびらぼう
[026/種族、職業、集団]
「魔性の森」に生息する妖怪。
腐餓鬼ふがき
[033/種族、職業、集団]
妖魔街の最下層の住人。好物は人間だが、妖魔街では生身の人間のような貴重な食糧はほとんどないため、腐肉を主食にしている。四聖獣の命令に服従し、妖魔街での階級を上げてもらおうと必死である。
B.B.C.ブラックブッククラブ
[047/種族、職業、集団]
全ての生物を売買の対象にしている巨大密売組織。少なくとも10年ほど前から存在し、遺伝子操作の化け物から妖怪まで様々な生物を密売している。闇ブローカーとの結びつきが強く、闇ブローカーやその他の妖怪を雇って暗黒武術会に出場する者も多い。彼ら自身が運営委員としても加わっている。構成人数は94年頃には5名。そのうち左京は死亡。六遊怪のオーナー権田原ほか3名は不明。(武術会運営委員は全員死亡しているらしいが、BBCのメンバー全員が武術会に参加しているとは限らないし、権田原についても戸愚呂弟の運営委員殺害シーン時にはいない。)
魔回虫まかいちゅう
[033/種族、職業、集団]
湿った陰気な心を好む魔界の寄生虫。この虫に寄生された者は破壊、暴力、殺害衝動が強力に引き起こされる。普通の人間には見えない。本来は瘴気の中でしか生きられないが、妖怪が虫笛で操っている間は人間界でも活動が可能。虫笛を壊すと即消滅する。
魔界の忍まかいのしのび
[066/種族、職業、集団]
妖怪同士の勢力争いの陰で暗躍する戦闘集団。暗黒武術会に出場した「魔性使いチーム」はその中でも最も恐れられている「修羅」の怪(もの)。妖怪の中でもかなり有名らしい。魔忍ともいう。命を賭けた戦いの前に、一番弟子に自分の奥義を託し部隊を維持する。
魔装束ましょうぞく
[045/種族、職業、集団]
半妖怪で構成された不良グループ。飛影曰く「養殖人間一匹の力にも値しない」という。
メガリカめがりか
[124/種族、職業、集団]
海外のロックバンド。桑原と仲間が初来日ライブを見に行った。
闇撫やみなで
[139/種族、職業、集団]
次元を自由に移動する「影ノ手」を持つ妖怪。異次元に生きる下等妖怪を僕にできる数少ない種族の一つ。強い術者になると魔界と人間界との間に巨大な穴を開けることも可能。
闇ブローカーやみぶろーかー
[046/種族、職業、集団]
魔物の売買を生業とする妖怪集団。見せ物小屋から生物兵器まで、化け物の扱いはお手の物。
妖怪ようかい
[019/種族、職業、集団]
主に魔界に暮らす種族。一般的に人間と比べて好戦的で寿命が長く、生命力も高い。妖怪と一口に言っても実に多種多様な種族が存在し、大きさだけを見ても人間の拳大から5メートルはあるかと思われる巨体まで様々。生まれ方も千差万別で、人間と同様に妖怪の男女が結ばれて生まれることもあれば、人間界の人間や動物が転生することもあるし、濃い瘴気から自然に発生することもある。彼らの持つ生命エネルギーを「妖気」という。霊界は妖怪をS級〜D級までの階級に分けており、霊界で手に負えるのはA級が限度。S級妖怪の存在は霊界の精鋭達にも知らされてない。仙水によると魔界のC級妖怪は食欲が先立って品性が感じられない。B級を境に高い知性と理性を持つ妖怪に成長し、A級になると人間界ではある宗教の神や神話の怪物として語り継がれている者さえいるという。
妖狐ようこ
[022/種族、職業、集団]
何百年も生きた狐が霊力を持ち、妖獣となったもの。最も代表的なものに九尾の狐がいる。色んな生き物に化けたり、幻影を見せたりする能力がある。作中に登場する妖狐は蔵馬ただ一人。植物を操り幻影を見せることはあるが、別の姿に変わることはない(人間と妖怪の姿を持っているのは確かだが)。千年以上前には既に魔界の盗賊であったことから、狐として生まれたのはさらに数百年遡ることになる。登場人物の中ではかなり高齢な方。
養殖人間ようしょくにんげん
[040/種族、職業、集団]
人間の形をしているが、思考能力がなく動作はきわめて鈍い。意志はなく術者の命令に服従する。兵隊として使う他、白虎、玄武の食糧にもなっている。養殖とはいえ通常の人間より遥かに力が強く、常人では太刀打ちできない。
霊界獣れいかいじゅう
[002/種族、職業、集団]
人間の心から発するエネルギーを食べて生長する霊界の獣。その人間の心次第で姿が変わる。邪悪であれば悪魔のような姿になり、逆に綺麗な心ならば天使のような姿の生き物になる。幽助は生き返るために、この獣の卵を孵すという試練を与えられた。しかし肉体と魂の波調の関係で、幽助は予定よりも早く生き返ることになり、卵は霊界に保管された。そして卵の存在は幽助はもとより作者にすら忘れられたが、その後も幽助の心の栄養を吸い続け、暗黒武術会開催中に無事孵化。プーと鳴くことから「プーちゃん」と名付けられる。武術会終了後、仙水との戦闘後に幽助が魔族に覚醒。プーもまた美しい鳥へと変身し、人を乗せて異世界へ飛んでいくことが可能になった。
霊界探偵れいかいたんてい
[018/種族、職業、集団]
背後に異界のものが絡んでいる事件を解決する、霊界に選ばれた霊能力者。初代霊界探偵(70〜80頃?)は真田黒呼。結婚を機に退職。二代目霊界探偵は(83〜84頃?)仙水忍。任務を経て人間を救うことに疑問を抱き、霊界の秘宝を盗み失踪。三代目霊界探偵(94)は浦飯幽助。霊界がわざわざ蘇らせたものの、後に魔族の子孫であることが判明し解雇。現在は探偵は一人もいないと思われるが、黒呼の息子が探偵を目指している。ちなみに報酬は特にない。稀に探偵の趣味にあったモノ(幽助の場合は格闘技のチケット)をもらえることは稀にあるが、給料などはないようだ。
霊界特防隊れいかいとくぼうたい
[147/種族、職業、集団]
正式名称は霊界特別防衛隊。霊界の精鋭達が集まった部隊。妖怪の間ではハンターの俗称で呼ばれ恐れられている。主な任務は霊界の管理下にある魔界のパトロールと、管理地区拡大のための妖怪駆除である。人間界で成長した妖怪がA級クラスの力を持ち、人間に有害であると判断された場合、強制的にこれを抹殺することもある。雑魚の印象が強いが、一人一人が覚醒する前の幽助や飛影らと同等かそれ以上の強さはあるはずである。
オウム草おうむそう
[174/植物]
喋る植物。
億年樹おくねんじゅ
[167/植物]
魔界統一トーナメントの予選が行われた超巨大植物。
ヒトモドキひともどき
[172/植物]
寄生植物。宿主の肉体と完全に融合し、宿主が傷つけば本能的に治す。宿主の脳を破壊しない限り半永久的に生き続ける。どうでもいいが、これと邪念樹をセットで敵に使えば戸愚呂兄状態(永久に幻影と戦い続ける)になるのだろうか?
みちくさ草みちくさくさ
[026/植物]
「魔性の森」に生息する妖怪植物。
忌野中学校いまわのちゅう
[015/地域施設(学校)]
松尾末吉が在籍していた中学校。ボクシング部がある。
S女子高えすじょしこう
[012/地域施設(学校)]
えりと勝美が進学する予定の高校。N高のような有名校ではなく、普通の高校だと思われる。
海雲学園かいうんがくえん
[153/地域施設(学校)]
仙水の事件後、御手洗が入学した高校。レベルが高い。
骸工大付属高校がいだいふぞくこうこう
[157/地域施設(学校)]
桑原が入学した高校。かなりレベルが高い。進級試験がある。
累ヶ淵中学かさねがふちちゅうがく
[006/地域施設(学校)]
極道予備校とも呼ばれる不良中学。物語の序盤では幽助達とこの中学の生徒がよく争っていた。幽助の在学当時、皿屋敷中学とは三図野川をへだてて勢力を二分していた。
私立N高しりつえぬこう
[011/地域施設(学校)]
全国に名の知れた有名進学校。
市立皿屋敷中学校しりつさらやしきちゅうがっこう
[001/地域施設(学校)]
幽助や桑原、螢子が通っていた中学校。竹原、岩本、明石などの教師がいる。校舎は四階建て。制服は非常にオーソドックスな学ランとセーラー服。
第一女子だいいちじょし
[157/地域施設(学校)]
螢子が入学した私立の女子校。隣には男子校がある。スポーツ留学や遠くからの奨学生が多く、全校生徒の二割が校内の寮住まい。男子禁制で学園祭でも家族以外の男は入れない。ただスポーツ留学で体格の良い女生徒が多いので、同年代の男なら女装して潜入できることも。
四谷大よつやだい
[175/地域施設(学校)]
螢子の志望大学。
臨終中学校りんじゅうちゅうがっこう
[016/地域施設(学校)]
忌野中学校とボクシング部の対抗試合を行った中学校。
暗黒界あんこくかい
[010/地域施設(世界)]
光の全く当たらない魂の墓場。邪念を帯びた魂が、霊界案内人を通さず霊界に入ろうとすると、行き着く先がこの暗黒の世界である。地獄より質が悪いというが、詳細は一切不明。
界境トンネルかいきょうとんねる
[118/地域施設(世界)]
魔界と人間界を繋ぐトンネルのこと。トンネルが完全に開くまでには四つの段階があり、第一段階で人間界の瘴気が濃くなり、魔界の下等生物が増大する。第二段階で魔界が近づいたことによる影響を受けて、人間の中に特殊な能力を持つ者が多く現れ出す。第三段階でD級以下の高等妖怪が人間界でも生まれ出す。そして穴が半径1kmを超えた時に最終段階に達し、C級妖怪とB級妖怪が人間界を自由に出入りできるようになる。完全に開いてもA級とS級妖怪は人間界へ行くことはできない。霊界による巨大な結界が張られているためで、それと魔界との穴とは関係がないのである。
下界げかい
[002/地域施設(世界)]
人間達が暮らす世界。霊界(あの世)に対してこの世ともいう。現世。
地獄じごく
[002/地域施設(世界)]
霊界から行ける世界の一つ。主に生前に悪い行いをした者の魂が送られる。混同しやすいが魔界とは全く別の世界である。しかし詳細は不明。
天国てんごく
[010/地域施設(世界)]
極楽ともいう。生前に良い行いをした者が行くことのできる世界。「一年目のクリスマス」の加奈が行った場所がこの世界だと思われる。死後の行き先が地獄であれ天国であれ、そこに永遠に魂が留まるということはない。やがては別の生命として生まれ変わる日が必ず来る。(例外的に魂が消滅してしまう地獄も存在するが)。
魔界まかい
[093/地域施設(世界)]
霊界と対をなす、妖怪達が暮らす果てしなく広大な闇の世界。霊界はこの魔界のほんの一部を管理している。濃い瘴気に満たされており、普通の人間はその瘴気を吸うだけで死亡する。人間界と行き来するには偶然にできた次元の歪みを通るしかないが、歪みは小さいもので小者の妖怪しか通れない。人間が人工的に空間を歪めようとすると、拳大の大きさの穴を一回空けるのに200億かかる。もっと大きな、どんな巨大な妖怪でも通れるトンネルを維持しようとすると16000兆ほど必要らしい。しかもそうして開けても魔界と人間界の間には霊界によるS級、A級妖怪が通れない結界が張られてあり、こればっかりはいくら金をつぎ込んでもどうにもならない。
冥獄界みょうごくかい
[112/地域施設(世界)]
あらゆる苦痛を一万年かけて与え続け、それを一万回繰り返す。そしてその後に待っているのは魂の完全な無という、地獄の中でも最も過酷な世界。戸愚呂弟は罪を償うため、自らその地獄へ行くことを望んだ。
霊界れいかい
[001/地域施設(世界)]

死者の魂が行き着く世界。いわゆるあの世。死者の生前の行いは全て「エンマ帳」に記されており、エンマ大王やコエンマがエンマ帳を見てその者の死後の行き先を決定する。裁判は三途の川を越えたところにある「審判の門」で行われる。エンマをはじめ、霊界には最初から霊界で生まれた人々が暮らしている。彼らは普段から霊体で、人間や妖怪のような肉体がない。しかしコエンマや霊界案内人、霊界特防隊などの一部の者達は肉体を持っており、下界へ降りた時はその肉体に憑依して活動する。通常霊魂体とほとんど同じ姿だが、コエンマのみ人間界バージョンというものが存在する。

死者の魂は霊界に長くいることはできない。やがて皆行き先の違う旅に出る。霊界を旅立った魂が最終的にどこへ行くのかは誰もわからない。

入魔洞窟いりまどうくつ
[124/地域施設(その他)]
蟲寄市郊外に入口がある、長大な地下水脈の流れる大規模洞窟。地元では自殺の名所として有名。仙水はここに人間界と魔界を繋ぐ穴を開けた。洞窟内でコエンマの放った魔封環を仙水が上に跳ね飛ばしたため、巨大な穴が開いてしまった。
累ヶ淵公園かさねがふちこうえん
[045/地域施設(その他)]
累ヶ淵中学の不良達が、幽助と桑原を倒すために集合していた公園。
喫茶吉備津の釜きっさきびづのかま
[018/地域施設(その他)]
市内の喫茶店。本来は皿屋敷中学の勢力圏内だが、幽助死亡の影響で一時累ヶ淵中学の不良のたまり場になっていた。
地獄団地跡じごくだんちあと
[045/地域施設(その他)]
幽助と桑原の偽物が、累ヶ淵中学の不良達と本物の幽助、桑原との決闘場所に選んだ場所。
スナック半殺しすなっくはんごろし
[008/地域施設(その他)]
累ヶ淵中学の不良がたむろする喫茶店。
麻雀クラブつみこみまーじゃんくらぶつみこみ
[120/地域施設(その他)]
蟲寄市内にある雀荘。室田がいた場所。
百足むかで
[164/地域施設(その他)]
むくろの国が所有する移動要塞。額には何故か「V2」の文字が。
蟲寄警察署むしよりけいさつしょ
[124/地域施設(その他)]
蟲寄市内の警察。神谷がここで取り調べを受けた。
迷宮城めいきゅうじょう
[034/地域施設(その他)]
四聖獣らが住む城。裏切りの門、濃獄酸の遊技場など様々な仕掛けが設けられている。四聖獣は霊界が張った結界により、人間界へ行くことができない。
幽助の自宅ゆうすけのじたく
[013/地域施設(その他)]
幽助と温子が暮らしていた家。町内の4丁目の方にある。放火魔に放火された後、二人はマンションに引っ越した。
雪村食堂ゆきむらしょくどう
[003/地域施設(その他)]
螢子の両親が経営する食堂。メニューは「ゴッキーラーメン」「吉野丼」「ボブソバ」「ミヤジ焼」「トメナベ」「桜井定(食)」などわけのわからないものが多い。半年ほど経った時には中華丼、天津丼などの普通のメニューに変わっていた。
四次元屋敷よじげんやしき
[114/地域施設(その他)]
無名の芸術家が建てて生活した奇妙な家。ここで海藤ら3人の能力者が幽助らと対決し、未知の能力の恐ろしさを幽助達に実感させた。いくら幻海でも他人の家を勝手に使ったりはしないだろうから、幻海が買い取ったのだと思われる。海藤達が、かも知れないが。
霊界大秘蔵館れいかいだいひぞうかん
[019/地域施設(その他)]
様々な財宝が保管されている霊界の施設。飛影ら三人の盗賊はこの施設に侵入し、闇側の三大秘宝を盗んだ。D級以下の妖怪に盗まれるくらいだから相当甘い警備である。霊界には他に「大資料館」という名の施設があり、ここに保管されていた「黒の章」は仙水に盗まれている。大秘蔵館は「大秘法館」とも言われている。呼称が統一されていないようなので、もしかしたら資料館も同じ施設なのかも知れない。
癌陀羅がんだら
[161/地域施設(地名)]
黄泉が支配していた魔界の都市。国家解散後はトーナメント会場として利用された。通貨単位はマーカ。
愚者の森ぐしゃのもり
[147/地域施設(地名)]
魔界の森。飛影が知っていた。おとなしい妖怪が多いらしい。樹が開いた界境トンネルはこの森の上空に繋がっていた。
首縊島くびくくりとう
[051/地域施設(地名)]
暗黒武術会の開催場所。大会出場予定選手の集合場所から船で二時間の位置にある。日本国内だろうか。
断首台の丘だんしゅだいのおか
[147/地域施設(地名)]
仙水と飛影らが闘った場所。愚者の森の近くにある。
T地区てぃーちく
[021/地域施設(地名)]
幽助達が住む街の隣町。剛鬼がここで多数の子供の魂を抜き取った。
西荻にしおぎ
[026/地域施設(地名)]
東京にある地名。幻海の弟子選考会参加者の一人が、西荻にあるパンチングマシーンの記録保持者だった。皿屋敷市という架空の街が舞台の幽遊白書だが、実在する地名も稀に出ている。それがこの西荻と、もう一つは九州である。外国はアメリカやフランスなどが話題に出ている。
氷河の国ひょうがのくに
[051/地域施設(地名)]
雪菜や飛影の出身国。国というが実際は厚い雲に覆われ、魔界の空に漂う巨大な浮遊城である。異種族と交わることを禁じられている氷女達がひっそりと暮らしている。
骨爛村ほねただれむら
[046/地域施設(地名)]
垂金の別荘がある廃村。すでに垂金の私有地となっている。幽助達の住む県の隣の県にある。幽助達の住む町から電車とバスで約一時間半。
魔性の森ましょうのもり
[026/地域施設(地名)]
幻海が所有する敷地内にある森。磁石もきかない未開の地域で、危険な生物や妖魔が暮らし、自然の罠も多数存在する。普通の人間が入ればまず帰って来れない危険な森である。
蟲寄市むしよりし
[118/地域施設(地名)]
人口25万人。皿屋敷市の近くある市。恐らく隣接しているのだろう。仙水はここの入魔洞窟で魔界への穴を開けようとし、この影響で市民の何人かが特殊な能力に目覚めた。ちなみに正聖神党が異次元砲を皿屋敷市に向けて発射した場合、この街も恐らくとばっちりを食っていた。城戸曰く「陰気くせーし娯楽もない」。
妖魔街ようまがい
[033/地域施設(地名)]
四聖獣のアジトである迷宮城の周りに、魔界の逃亡者が集まってできた悪党の街。魔界の中にあるが、霊界の管理区域内であり、本来の魔界に比べると瘴気が薄く生息する妖怪も弱い。ちなみに幽助達の住む街からは2時間で来れる。
ろくろ首町ろくろくびちょう
[114/地域施設(地名)]
蟲寄市内の町。四次元屋敷がある。
権田医院ごんだいいん
[045/地域施設(病院)]
何者かに襲撃され負傷した桐島らを連れて行くよう、桑原が後輩に頼んだ病院。
私立盟王高等学校しりつめいおうこうとうがっこう
[114/地域施設(病院)]
蔵馬(南野秀一)の通う高校。蔵馬は生物部に所属している。皿屋敷中学の最寄り駅から二駅先。
大凶病院だいきょうびょういん
[121/地域施設(病院)]
幽助らが狙撃手に撃たれた室田の手当をするために向かった蟲寄市内の病院。神谷実が勤務していた。それにしても大凶という名の病院で診てもらうのはさぞ勇気が要るだろう。尤も勤務医である神谷が病院内で無差別に人を襲うというとんでもない事件が発生したため、名前どころの問題ではなくなっているが。
仲山総合病院なかやまそうごうびょういん
[022/地域施設(病院)]
蔵馬(南野秀一)の母親が入院していた病院。
暗黒期あんこくき
[118/用語]
人間界と魔界が極端に近くなる期間のこと。この時は強い妖怪でも人間界と魔界を行き来できるほどの巨大な穴が開いてしまう。数百年以上の周期で訪れる。霊界の者達は暗黒期になると強力な結界を張り、人間界への妖怪や瘴気の流出を防いでいる。日本が暗黒期のピークに達するのは数百年か先のことという。「日本が」である。アメリカやイギリスなんかはもっと早く、あるいはすでに暗黒期が訪れていたのかも知れない。
暗黒武術会あんこくぶじゅつかい
[051/用語]
詳細は暗黒武術会に記してある。
異次元砲いじげんほう
[174/用語]
霊界の者達が神を気取っていた旧時代の遺物。地球の気をエネルギー源とし、半径50キロを跡形もなく消し飛ばす威力を持つ兵器。異次元の名の通り、人間界という別世界に放つことが可能。
忌呪帯法いじゅたいほう
[098/用語]
妖気を抑えつける特殊な呪符の巻き方。
凶来雲きょうらいうん
[137/用語]
詳細は不明だが、人間界と魔界を繋ぐトンネルが開こうとした時、そのトンネルの近くに現れる雲。空間の歪みが安定期に入ると消え去る。雷雲のようで、この雲が出ていた時は蟲寄市には雷警報が出されていた。
ゲームバトラーげーむばとらー
[133/用語]
あらゆるジャンルのゲームを極めたゲー魔王を倒し、彼が支配しているデビルシティに平和を取り戻すことが目的のニュータイプゲーム。スポーツ、格闘、クイズ、パズルなど、あらゆるゲームで勝負を挑んでくるゲー魔王と7戦して4戦以上すればクリア。巷では得意なジャンルを担当したグループがゲームをクリアしようとする現象が生まれ「バトラーパーティ」という新語が登場するほどの人気ゲーム。難易度はともかく、プレイ時間がやたらに長いのが特徴。例えばテニスゲームは30分、シューティングゲームはプレイヤーがノーミスでも1時間。ゲー魔王相手に「スリーセブン」をやると海藤でも倒すのに2時間かかる。若干クソゲーくさい。
サタニズムTVさたにずむてれび
[093/用語]
暗黒武術会決勝戦の放映権を持つ魔界のテレビ局。
地縛霊じばくれい
[005/用語]
特定の場所に強い思い入れがあり、そこから動けなくなった霊魂。
スリーセブンすりーせぶん
[136/用語]
「ゲームバトラー」に収録されているゲームの一つ。いわゆる「落ちもの」ゲームで、1から7までの数字がいろんな組み合わせで落ちてくる。これをタテかヨコに合計7になるように消していく。7のブロックを消すには同じ7を3つ並べなければならない。このゲームも他のゲームと同様、ゲー魔王や魔人と戦うことになるが、先にブロックが上まで積み上がった方が負けで、ブロックを一度に多く消して相手の邪魔をするようなシステムはない。ちなみにベクターなどにはこのゲームと同じようなゲームがあり、ダウンロードして遊ぶことができる。
聖光気せいこうき
[143/用語]
幻海すら持ち得なかったという、人間にとっての究極の闘気。人間界で全力を出せば大地に影響を与えるほどの力がある。自然と融合することで空を飛ぶこともできる。この気を纏った仙水は妖怪でいえばS級クラス、つまり霊界では手に負えない強さだが、それでもS級妖怪の中ではさほど強い方ではない。
たましい
[002/用語]
あらゆる生物の命の源。生物は魂のみで考えたり動いたりすることはできない。活動するには霊体や肉体が必要。一番無防備な状態で、触れる者が少し力を込めただけでもたやすく握りつぶすことができる。また魂のみの状態は非常に危険で、丸一日もすれば霊界へ流され現世には戻れなくなる。
濃獄酸のうごくさん
[038/用語]
あらゆるものを溶かしてしまう強力な酸。白虎の遊戯室はこの酸で満たされている。人間が落ちれば最後、肉体は溶け骨だけになってしまうだろう。
マーカまーか
[165/用語]
魔界(黄泉の国のみの可能性も)の通貨単位。トーナメントの募集受付は時給700マーカ。
魔界衛星666まかいえいせい
[093/用語]
魔界衛星。サタニズムTVはこの衛星を通じて暗黒武術会の決勝戦をテレビ放映した。………魔界衛星って何だ。魔界が所有する人工衛星なのか、魔界の空に打ち上げられた人工衛星のことなのか。
魔界統一トーナメントまかいとういつとーなめんと
[166/用語]
詳細は魔界統一トーナメントに記してある。
魔界不死TVまかいふしてれび
[166/用語]
魔界統一トーナメントの模様を放送したテレビ局。むくろや黄泉がカードを引く瞬間の視聴率は95%を越えた。ちなみに魔界には他にも様々なテレビ局があり、トーナメント放送時の各局の番組と視聴率は次の通り。MHK(魔界放送協会か?)「7時のニュース」…6.5%、MHK教育「楽しい油絵」…0.07%、基本テレビ「マジカルSHOバイ」…2.0%、TBLテレビ「おれたちのオーメン」…0.03%、不死テレビ「トーナメント予選会生中継」…88.2%、テレビ嵐「密着24時間朝顔」…0.8%、テレビ豆乳「デカベン再放送」…0.4%。朝顔の視聴率が異常に高いのと、おれたちのオーメンの異常な低さが気になる。サタニズムTVがないことから考えて、やはりサタニズムTVは人間界や浅い魔界で暮らす妖怪のためのテレビ局なのだろう。(衛星放送が除外されている可能性もあるが。)
魔族大覚醒まぞくだいかくせい
[148/用語]
A級以上の妖怪だけができる人間との遺伝交配。大隔世遺伝は隔世遺伝の極端な形で、魔族はこれを意図的に起こすことができる。人間界を内部から破壊しようというわけでもなく、単に興味本位で交配を行う場合が多い。ごくまれに恋愛感情の結果子を作ることもある。幽助は雷禅が44代も前の人間に植え付けた力を引き継ぎ、魔族として覚醒した。なお、その人間に覚醒できるだけの器と能力がなければ遺伝覚醒は起こらない。
臨界行りんかいぎょう
[043/用語]
死ぬ寸前まで行う修業のこと。限界に近づくことで初めて発揮される力を体得する修業。ハンターハンターのゴン、キルアもビノールトと初めて生死を賭けた戦いをしたことで飛躍的に成長した。
霊界堂れいかいどう
[174/用語]
幽助らに正聖神党の衣装を提供した。
霊感応力れいかんのうりょく
[026/用語]
霊的な感覚の鋭さ。この能力が高いと霊的な道具や呪文を扱うことができる。また無意識のうちに危険を避け、最善の選択ができる。例えば罠が張り巡らされた迷路に入ったとしても、罠を全て回避し、最短の道で脱出する。ジャンケンにも強い。
霊気れいき
[005/用語]
霊界の住民や人間が持つ生命エネルギー。強い霊気を持つ者は、その霊気を利用して敵を攻撃したり、敵からの気による攻撃を防いだりすることができるようになる。魔族達が持つ妖気と比べると弱いのか、霊気の持ち主でS級妖怪並の力を持った者はいない。ただしそれは攻撃に関してで、結界や封印といった防御に関することについては霊気の方が優れているらしい。霊気を洗練すると、その姿を力の弱い者には見えない様にすることができる。妖気も同様。まさに念の「隠」である。
霊気量れいきりょう
[026/用語]
肉体に内蔵されている霊気の量。念能力でいう潜在オーラ量のこと。これが多ければ霊力を大量に消費する技を何度も使うことができるようになる。
霊撃力れいげきりょく
[026/用語]
霊的な攻撃力や瞬発力の強さ。幻海の寺にあるパンチングマシーンで強さを計測することができる。120Pあれば幻海の選考会で合格と認められ、150Pなら妖魔退治ができるという。
霊体れいたい
[002/用語]
霊的な肉体のこと。霊魂体ともいう。人間や妖怪は幽体離脱することでこの状態になる。この状態になると他の生物に取り憑いたり、夢枕に立ったりすることができる。霊気のない人間には見えないし、現世のものに触れることもできない。ただし強い怨念を持った者が稀に現世の者に触れることもある。霊界の人々は全てこの状態であり、下界の者が霊界へ行くにはこの状態でなければならない。逆に霊界の人々が現世で活動するには肉体が必要である。
霊波動れいはどう
[025/用語]
人間の全身を覆っている霊気の流れのこと。自由自在に操れると様々な力が発揮できる。拳に集中すれば硬いものを壊せ、自分の生命力を波動に乗せてけが人や病人を治したりすることもできる。達人になると霊波動のみで人間をぶっ倒せるという。幻海の覆う霊気は「霊光波動」といわれ、通常の霊気、霊波動とは異なると思われる。「霊光波動」は「霊光玉」によって代々継承されている。霊光波動拳には防、攻、仙、療、修という五つの拳がある。
裂蹴拳れっしゅうけん
[128/用語]
足技を主体とした拳法。上半身は攻撃に転ずるための防御に徹し、破壊力のある足蹴りで敵を粉砕する。あらゆる体術を修練した上でないと学ぶことが許されないとされている拳法で、肉弾系格闘技では史上最強といわれている。

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