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(最終更新日:2020/3)

最近のハンターハンターに関する質問とその回答です。このサイトの見解です。

Q.今ハンターってどういう話やってんの?

 A.カキン帝国の次の王を決める、王子達による継承戦が行われています。カキン帝国は、ゴンがグリードアイランドクリア後にカイトと再会した国で、キルアやカイトの仲間と共にしばらく生物調査をしていました。奥地での調査であり、当時国内の事情などは触れられていませんし、国王や王子なども登場していません。

Q.誰がカキンの国王になろうがどうでもよくない?

 A.どうでもいいんですが、候補の一人である第4王子ツェリードニヒ(以下クズ)がクラピカの大事な緋の目を大量に持ってまして、クラピカはクズに近づく必要があったんです。ただカキンの王子達はみんな暗黒大陸(に見せかけた別の大陸)に渡航しちゃうので、継承戦に参戦しないと接近が困難になります。だからクラピカはボディーガードを募集していた他の王子に雇用される事で、クズに接近するチャンスを持とうとしました。

 「船に乗れたんならボディーガードなんか放棄して今すぐクズに接近すればいいじゃん」と思うかも知れません。そこはそれ、クラピカはプロハンターですので、仕事は仕事としてしっかりこなさなければなりません。だからクラピカは第14王子のワブルの警護をしつつ、クズに接近しようとしています。

 もっとも仕事を放棄しても今すぐクズに近づけるわけではありません。カキンの王子達は現在守護霊獣という得体の知れない怪物によって守られているため、迂闊には近づけません。それ以前に継承戦の最中に許可なく他の王子の居室に入ろうとするのはただの犯罪行為であり、カキン軍と敵対する事になりかねません。クラピカは無法者ではありませんので、そういった事はできません。

 結局プロハンターとして依頼主(オイト王妃)の依頼は実行しながらも、依頼主の了承を得た上で標的(クズ)に近づく事が最良の方法だと判断したのではないかと思います。

Q.ゴンやキルアはどこにいるの?リオレオは?

 A.ゴンはたぶんくじら島ですが、新大陸に向かう船(ブラックホエール号、以下BH号)に乗り込んでいないと登場する機会がしばらくなくなるため、何らかの理由で乗っている可能性もあります。ただBH号に乗っていなくても、ハンター協会の能力者が暗黒大陸付近の小島と旧世界(便宜上世界地図の内側の世界を勝手にそう呼びます)とを繋ぐワープポイントを設置すると見られるため、暗黒大陸探索編(あるのそんなの?)から参戦しようと思えばできます。

 キルアはアルカと旅をしていると思われます。アルカとはキルアの弟(妹)で、長年ゾルディック家に幽閉されていましたが、なんやかんやあって解放されました。なおアルカには暗黒大陸出身と思しきナニカが憑りついているのか寄生しているのか、とにかく深い関係があるので、キルアやゾルディック家も暗黒大陸編に参戦する可能性は十分あると言えます。

 リオリオはクラピカと同じ船にいて、チードルというハンターにこき使われています。「リオレオは医者になるんじゃなかったんか?」と思われる方もいるかも知れませんが、チードルはハンター協会の参謀チーム「十二支ん」の一人且つ現ハンター協会の会長であり、医療のスペシャリストでもあります。チードルにこき使われるという事は、医者になるための経験を積んでいるという事になるのです。だから彼は医者になれます、多分。大丈夫です。安心して下さい。

 なおレオリオもクラピカも、「十二支ん」になっています。

Q.なんでレオリオとクラピカは十二支んになってるの?

 A.ネテロの次の会長を決める総選挙において、ゴンの見舞いに行こうとしないジンにキレたレオリオが、プロハンター達の前でジンを殴り飛ばし、一躍ハンター達の間で人気者になるという事がありました。それ以後もレオリオのまっすぐな性格がハンター達に好感を持たれ、十二支んを凌ぐほどの人望を得ました。

 暗黒大陸渡航に際して十二支んだったジンとパリストンが突然脱退した時、会長となったチードルはレオリオの人望に魅力を感じ、十二支んに引き入れようとします。レオリオは受け入れる条件としてクラピカの加入を要望し、十二支んはこれを受け入れました。クラピカは当然加入要請を拒否しましたが、十二支んの一人ミザイストムが緋の目の情報提供を持ち掛けると、緋の目の入手に対して手段を選んでいられないクラピカは加入を決意します。

 十二支んにとってクラピカはノーマークの存在でしたが、パリストンに匹敵する頭脳を発揮し、瞬く間に十二支んのブレーンともいえる存在になりました。何故レオリオはクラピカの十二支ん入りを推薦したのか?それは作中では名言されていません。

Q.幻影旅団はなんでヒソカを殺そうとしているの?

 A.シャルナークとコルトピを殺し、更にマチを通じて、幻影旅団に対し宣戦布告をしたからです。二人を殺したのは、クロロが決闘において二人から能力を借りて自分を追い詰めたからです。「決闘で負けた腹いせに能力を使えない団員を殺すなんて、ヒソカもみみっちい奴だな」と思われたでしょうか。冨樫さん曰く「今回の闘いの反省と復讐をふまえて、クロロの能力を削っておくという、冷徹で合理的な判断にヒソカの本気をにじませたかったから」だそうです。

Q.カキン帝国はなんで暗黒大陸に行きたいの?

 A.暗黒大陸に行きたいビヨンドと、世界の代表国グループ(V5)に入りたかったホイコーロ国王の利害が一致しただけで、ホイコーロ国王にとって暗黒大陸探索は第一の目的ではないかも知れません。

 そもそもカキン帝国関係者は暗黒大陸には行きません。未公表の大陸を暗黒大陸という事にしてそこを植民地化し、暗黒大陸の探索はビヨンドやハンターが勝手にしてねという立場です。ただしハンターが持ち帰るであろう暗黒大陸からの収穫は、V6みんなで分けましょうという事になっているはずです。

Q.ビヨンドって誰よ?

 A.ネテロ(以下親父ネテロ)の隠し子です。暗黒大陸に行きたくてしょうがないマンであり、50年前に無理矢理渡航した結果、ゾバエ病という災厄付きで逃げ帰ってきました。その時親父ネテロから「自分が生きている限り渡航するな」と言われ、死んだ途端行動を開始しました。準備期間に多くの仲間を集めていて、その中にはパリストンも含まれています。放っておくと世界そのものを壊しかねないパリストンを抑止するため、ジンもビヨンドのチームに入っています。暗黒大陸への渡航は人類に災厄をもたらす可能性が高く、ビヨンドは先進国(V5)との繋がりが強いハンター協会とは敵対関係にあります。

 現在ビヨンドはハンター協会に身柄を拘束されていますが、暗黒大陸に到着する頃に脱走し、仲間と共に暗黒大陸を独自に調査するつもりでいます。

Q.暗黒大陸に行って何するの?

 A.植物兵器ブリオンをどうにかして、万病に効く香草を手に入れるのがハンター協会の目的です。暗黒大陸の厄災を攻略し、リターンを持ち帰る事が、ネテロの生前遺した十二支ん、ないしハンター協会への指令だからです。

Q.暗黒大陸に着く日は来るの?

 A.その前に仮想新大陸に辿り着く日は来るんですか?継承戦は終わるんですか?それより次掲載されるのはいつですか?

Q.継承戦はキャラが多すぎて意味わかんないんだけど?

 A.「ジャンプ流!」というDVD付き冊子において冨樫さんが語ったところでは、キャプテン翼のワールドユース編を越える数の登場人物を出したいとの事です。ワールドユース編に何人キャラが登場したのか知りませんが、ともかく作家がやりたくてやっている以上、どうしようもありません。

 継承戦は王子14人と従事者15人によるサバイバル戦ですから、この段階で既に210人います。更に王子に憑りついた守護霊獣が14体、3人の王子が庇護している3大マフィアの組長、その内2組には若頭、もう1組には22人の念能力者候補、その他無数の組員、幻影旅団、十二支ん、それ以外のプロハンター、ビヨンド組、8人の王妃、渡航許可庁の面々と、数えれば切りがありません。

 BH号には20万人の乗客しかいませんので、それ以上増える事はありません。最大でも20万人という事です。あーよかった。


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