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(最終更新日:2006.03.22)

グリードアイランドについての解説です。

[アイテムについて]
   [指定ポケットカード]
   [呪文カード]
      [呪文使用時のメッセージ集他]
   [その他のカード(アイテム、キャラクター、モンスター)]
[ワールドガイド]
[プレイヤー一覧]

[グリードアイランドとは] [グリードアイランドの歴史] [ゲームの特徴] [ゲームの内容・目的] [ゲームシステム] [セーブシステム] [現実帰還の方法] [クリア報酬] [現実世界にあるグリードアイランド] [ゲームマスター]

物語の背景

 プロハンターになってから始めての帰郷で、ゴンはミトからジンが残したという箱をもらう。その箱にはジンのメッセージが込められたカセットテープ、指輪、ゲーム機のメモリーカードが入っていた。そのカードに「グリードアイランド」というゲームのデータが入っていることを知ったゴンは、そのゲームにジンの手がかりがあるかも知れないと考え、そのゲームを手に入れようとする。

グリードアイランドとは

 グリードアイランドとは、TVゲーム機「ジョイステーション(略してジョイステ)」対応のゲームソフトである。ソフト自体は正規のルートで販売されたものだが、価格、ジャンル、ゲーム内容などは一般のゲームとは全く異なっている。その基本的なデータは以下の通り。

発売日 1987年 ジャンル ハンター専用ハンティングゲーム
価格 58億ジェニー(約52億2000万円) 出荷台数 100本(一般市場では全く出回っていない)
対応機種 ジョイステーション 発売元 株式会社マリリン

反響

 グリードアイランドは、ジョイステーションという普通に販売されているゲームハードの対応ソフトとして、1987年に発売された。しかしその価格からして一般ゲームとは全く違っている。価格は58億ジェニーという破格の高額。しかも支払いが現金一括払いに限られていたにも関わらず、購入を希望する者が発売当初二万件以上あった。

開発

 発売元は株式会社マリリンだが、開発はマリリンの子会社が行っていた。しかしその子会社はすぐになくなっている。ゲームは念能力者(特質系?)のチームが開発し、100本のソフトにはそれぞれ念が込められている。一般には知られていないが、伝説的なハンター「ジン」が開発に携わっていた。

大富豪バッテラ

 大富豪バッテラはグリードアイランドにかける情熱が凄まじく、入手のためには大金を惜しまないことで有名。発売の一年後にソフト自体に170億、クリアデータに500億の懸賞をかけた。また、オークションでグリードアイランドが出品されると何が何でも落札し、時には落札価格が定価の10倍以上に跳ね上がることも。99年のオークションで手に入れた6本をあわせると、所有本数は37本と全体の1/3以上も独占している。

 ゲームクリアのためにゲームのプレイヤーも募集しており、クリアした者にはゲーム内で手に入れたアイテムと引き替えに500億の報酬が与えられることになっている。99年の選考会までに約百名のプレイヤーを雇っていたが、その大半がゲームクリアからはほど遠い実力であったため、ある時期からプレイヤーの実力を事前に審査し、合格と認められた者だけがゲームをプレイできることになった。

 バッテラは交通事故で寝たきりになった、恋人を治すアイテムを手に入れるためにクリアを目指していたが、ゲームの途中で恋人が死亡したため契約を一方的に破棄。最もクリアに近かったツェズゲラに違約金を支払い、懸賞も取り消したと思われる。

入手は比較的簡単

 グリードアイランドの存在を知り、それを手に入れる事はプロハンターとしては簡単とされている。ハンターサイトによると入手難度は“易しい”のG。それは100個という個数と、金さえあれば手に入れられるものであるからだ。しかし大富豪のバッテラがグリードアイランドに関する情報が世間に伝わらないように操作し、買い占めようとオークションの落札価格などをつり上げるため、必ずしもこの評価通りの入手難度とは言えないだろう。また入手とクリアの難度にも大きな隔たりがある。多くのプロが挑戦したが、およそ13年間クリア者が現れなかったことからもそれは明白である。

グリードアイランドの歴史

1980年?頃〜 ジン(12、3歳?)とその仲間はゲーム名を制作者のファーストネームの頭文字からとることにした。最高責任者であるジンのGから始まる単語を考えた結果、ゲーム名は「グリードアイランド」に決定。その際、頭文字がDだと思っていたドゥーンが実際にはWだったため、ジンが法的に綴りを「WDWUNE」から「DWUN」に変更。Eまで消えているのはジンの勘違い。
1980年〜87年頃 ジン(15〜17歳くらい?)が殺人犯だったレイザーを捕まえる。レイザーの死刑が確定した後、ジンはレイザーをゲームマスターにスカウト。息子が来た時は遠慮なくぶっ飛ばしてくれと頼む。
1987年 株式会社マリリンからグリードアイランドが発売される。生産数100本に対し2万件の注文があり、即完売。ちなみに同年ゴンが誕生している。
1988年 ゲームの存在を知った大富豪バッテラがゲームに170億、クリアデータ入りのロムカードに500億ジェニーという懸賞をかける。その後情報が世間に行かないよう操作。
1989年 開発者の一人ジンがゴンのために用意したグリードアイランドのロムカード、指輪、カセットテープが入った箱をくじら島の実家に預ける。いつ頃かは不明だが、ジンはゴンとカイトをGIに連れてきている。
1990〜94年頃 カード化の制限により、貴重なアイテムが入手できないプレイヤーが続出。緊迫した状況になる。
1994年頃 緊張した糸が切れるかのように、プレイヤーによる「プレイヤー狩り」が激増。それを見かねたプレイヤーが有志を集い、「ハメ組(キルア任命)」を結成。組織的にゲームを進行させる。
1999年9月11日 ジンの息子ゴンがグリードアイランドに。

ハメ組、目標人数(63人)に到達する。計画は最終段階に達し、三ヶ月以内のクリアを目処に最後の呪文収集を始める。

1999年12月29日 ハメ組初期メンバーの一人ゲンスルーが、これまでに組が集めた90種の指定カードを奪った上にハメ組全員(除念能力を持つアベンガネ除く)を殺害。本来の仲間であるサブ、バラと合流してゲームの攻略を始める。
2000年2月中旬頃 ゲンスルー組が97種に。ゲンスルー組のクリアを防ぐため、カヅスール組がプレイヤーを募ってゲンスルー組の所持しないカードを独占しようとするが、カードの入手に失敗。グループは解散。後にグループ15人のうち11人がゲンスルー組に殺害される。
2000年3、4月頃 ゲームマスターレイザーとの戦い、ゲンスルー組との決戦などを経て、ゴン組がクリア。

ゲームの特徴

 このゲームはハンター専用ハンティングゲーム。プロかアマかは問わないが、プレイするためには念能力が使えることが必須条件。その特徴は以下の通り。

・念(練)を使うと自動的にソフトが起動し、プレイヤーはグリードアイランドに飛ばされる。
・コントローラーを必要としないので、プレイ人数は無制限(セーブする場合は別)
・島から一生出られなくなる危険がある
・プレイ中に死亡する危険がある
・プレイ中であれば、ハードとソフトは如何なる衝撃をも受け付けない。メモリーカードを差してのプレイだった場合はそれを抜くことはできない。
・コンセントなどは不要

ゲームの内容・目的

 このゲームはグリードアイランドという広大な島が舞台になっている。指定されたアイテム全100種類を集めるとクリア。アイテムは全てカードが基本。カードについてはこちら

基本はRPG

 指定されたアイテムを集めるにはまず町に行き、情報収集。イベントをこなしてアイテム入手という流れで、一般的なRPGと変わらない。順序よく進めていけば確実に強くなれるようにプログラムされているため、未熟なハンターの鍛錬の場としての側面もある。ただ通常のゲームと最も違う点は、プレイヤーが自分自身の体で冒険するという点である。手強いモンスターや凶悪なプレイヤーによって殺される危険性もあるのだ。

世界は共通

 グリードアイランドは全てのプレイヤーが同じ一つの世界でプレイすることになる。ソフトは入り口に過ぎず、ゲームの開始と同時に舞台となるグリードアイランドに飛ばされるのだ。ジョイステーションが電脳ネットに繋がっているわけではないが、ネットゲームと似たようなものである。ソフトは超高額だが、何年ゲーム内に滞在しようとプレイ料金を取られる心配はない。

ゲームシステム

データの登録について

 グリードアイランドに飛ばされると、どんなプレイヤーもまずは「シソの木」という場所に飛ばされる。ここにはプレイヤーを迎えるナビゲーターがいて、最初にプレイヤーの名前を聞いてくる。ここで答えた名前がゲーム内での名前として登録される。その後システムの説明が終わってシソの木を出ると、テレビ画面の「Now Loading」の表示が「Now Playing」に変わり、プレイヤーのパーソナルデータ(顔、名前など)が表示されるようになる(パーソナルデータが表示されるのは、メモリーカードを使っているプレイヤーだけだと思われる)。プレイヤーのデータが登録されると、ゲーム内の他のプレイヤーが様々な手段でそのプレイヤーの名前やカードの所持枚数、GI内にいるかどうかなどを確認できるようになる。

 ちなみに一度登録した名前を変更することもできるが、その方法は明らかになっていない。ゲームを一旦出てデータをロードすると、ナビゲーターは必ず「おお。あなたはもしや○○○様では?」と尋ねてくるので、その時に「違います、△△△です」と言えば変更できるのかも知れない。

ゲームのキャラクター

 ゲーム内にいる人物は外見、性格、口調は様々で、ある程度の会話はできるが想定外の質問には画一的な返答しかできない。しかし一部のキャラクターはプレイヤーが死亡すると野次馬根性で人だかりを作るし、無銭飲食をされれば警察に連絡しようとする。質問には弱いものの、柔軟性を持っているように見える。

 プレイヤーのことは「島の外の人」「異国の人間」と認識している。このゲームではアイテムの入手条件を満たすとそのアイテムがカードに変わるが、キャラクターの場合はモンスターと同様気絶させるとカードになると考えられる。ただしキャラクターそのものが重要なアイテムだったり、イベントに関わっている場合はその条件を満たさなければならない。

 グリードアイランドに登場するキャラクターの中には、ゲームマスターやそれに雇用された者など現実の人間も混ざっている。しかしそれはプレイヤーに知らせてはならないタブー。雇われた者が不用意に現実の人間であることを喋ってしまうと、ゲームマスターに処刑される事もある。

プレイヤーの死亡

 プレイヤーが死亡すると、数分後に自分がゲームを始めた場所に戻され、ゲームオーバーとなる。このゲームのゲームオーバーは現実の死を意味し、生き返ることはない。

セーブシステム

 プレイヤーのデータは指輪とメモリーカードで管理されている。指輪は初めてゲームに入った時に支給され、以後プレイヤーがゲーム外に出ても消えることはない。指輪は指定ポケットのカードデータを保存する役割があり、指定アイテムカードをバインダーに出し入れする度に自動的にセーブされる。フリーポケットのカードデータは保存されず、プレイヤーが現実に帰還した場合、フリーポケットのカードデータは全て消滅してしまう。また指定ポケットのカードデータも、10日以内にゲームに戻らないと消滅する。これはカードを独占したプレイヤーが現実に長期滞在することを避けるためだろう。

 プレイヤーが死亡すると指輪が消滅し、カードデータは全て失われる。これはプレイヤー同士の殺し合いを防ぐ為のシステムだと考えられるが、ゲーム外ではプレイヤーが死亡しても指輪が消滅せず、他のプレイヤーが指輪を奪うことが可能になっている。ただし指輪をはめている状態でもう一つ指輪をはめると、データが上書きされて元のデータが消滅してしまう。

 一方のメモリーカードはどういうデータを扱っているのか。メモリーカードなしでプレイしたのがシズク、シャルナーク、コルトピのいずれかだけであるのではっきりしていない。考えられるのはプレイヤーの名前や顔、ゲームのパラメータ(どの交換ショップに何回訪れたか、どの街に訪れたか、どのプレイヤーと遭遇したかなど)といったデータだろうか。

 メモリーカードを差さないでプレイすると、現実に戻った時にカードデータが全て消滅するという。しかしそれでもカードの収集は可能であろうし、一度も現実に戻らずクリアすれば、ゲームマスターからの報酬も受け取れるはずである。バッテラが必ずプレイヤーにセーブさせていたのは、プレイヤーがクリアした時に一旦現実に戻ってきてもらい、持ち帰る指定アイテムを指示するためだったのかも知れない。ただ、バッテラに雇われているわけではないシャルナークが「クリアが目的じゃない(からセーブできなくてもいい)」と言っていることから、やはりクリアするのにメモリーカードは必須なのだろうか。

セーブ可能人数

 グリードアイランドは基本的にプレイ可能人数は無制限だが、セーブを前提にした場合最大8人となる。セーブをするためにはメモリーカードが1枚必要で、1枚につき1人しかセーブできない。ジョイステーションにはカードの差込口が2つしかないが、マルチタップを使うことで最大8人になる。

 しかしマルチタップを使わずにメモリーカードが差されていた場合、プレイ中のカードは抜けないので結果的にセーブ可能人数が減ってしまう。メモリーカードが片方に差されていた場合は最大5人となり、両側に差されていた場合は2人のまま。ちなみにメモリーカードを抜くことができるのは、指輪を持つ本人のみだと考えられる。

差込口の独占

 プレイ中のメモリーカードは抜けない。このシステムのため、現実に帰還しない、帰還できないプレイヤーが増えると、実質的にメモリーカードの差込口が独占された状態になってしまう。こういったプレイヤーが増えることでセーブ可能人数が減り、後発プレイヤーがゲームに参加しづらくなるといった問題が浮上している。差込口を解放するには、そのプレイヤーが現実に帰還して指輪をはめた状態でカード抜くか、または死ななければならない。

現実帰還の方法

 グリードアイランドには念を使えば容易に入ることができるが、出るとなると話は違ってくる。現実世界に戻るための方法は二つ。

呪文を使う

 呪文カードの「離脱<リーブ>」を使うことで現実に帰還できる。このカードは島に30枚しか存在しないB級のレアカード。呪文カードは呪文ショップで販売されているが、ランダムに選ばれたカードを購入することになるため、金がなければ呪文カード自体買えないし、金があっても都合よく離脱が手に入るとは限らない。仮に他のプレイヤーがこのカードを独占していた場合、この脱出方法は不可能となる。離脱を使うと自分のメモリーカードが差されている場所、プレイしているハードの近くに帰還する。

港を使う

 グリードアイランドにただ一つ存在している港に行き、そこの所長からチケットを入手すればゲームから脱出できる。しかしこの港へ行く途中の森林には強力なモンスターが出現するので、大半のプレイヤーでは港にたどり着くことすら困難。さらに港の所長が意地悪なキャラで、無理難題をふっかけてきたり、大金を要求してきたりしてなかなかチケットをくれない。森林に出現するモンスターのランクはC。ゲームに入ったばかりのゴン、キルアが二人がかりでも苦戦したビノールトをビスケはDに相当すると評価している。ちなみにチケットは所長を倒すことでも入手可能。どのくらい強いのか不明だが。

 港からでは、現実の世界各国にある50以上の港から好きな場所を選び、瞬時に移動することができる。キルアが港を使ってバッテラの古城に行き、GIに帰ってくるまで4時間程度だったところを見ると、港からでも直接ハードに帰還できるようだ。

 以上の脱出方法は一見簡単そうに見えるが、二流三流の念能力者では魔法都市マサドラにたどり着くことさえ至難の業で、港へ行くなどもってのほか。この難関を突破することができず、そのままゲームの中で過ごしているプレイヤーは後を絶たない。しかし一流の念能力者であれば楽に帰れるようだ。少なくとも現実に楽に帰れるようなプレイヤーでなければクリアは不可能だろう。

クリア報酬

 グリードアイランドは欲望の島というタイトル通り、様々な欲望が渦巻いている島である。その理由はクリア報酬にある。電脳ネットでは「エンディングに隠し財宝のありかが示された地図が出るらしい」とか「巨大な龍があらわれて願い事を一つ叶えてくれるらしい」といった噂が流れているが、本当の報酬は「指定アイテム(カード)を3枚現実世界に持ち帰れる」というもの。

 グリードアイランドには夢のようなアイテムがたくさんある。それを現実世界で使えるのだから、バッテラが財産をつぎ込むのも頷ける。しかしこの情報の出所はハッキリしていない。シャルナークは他のプレイヤーから聞いたらしいが、ではそのプレイヤーはどこでその情報を入手したのだろうか。

 また、指定アイテムはゲームの世界でなら自由に使うことができるのだから、プレイヤーならば使ってからゲームの外に出れば問題がないように思える。現物を持ち帰るのは無理でも、ゲーム内でその効果を得ることはできるはずだ。呪文の一部と同じように、ゲーム外に出ると効果が打ち消される可能性もあるが、あらゆる怪我や病気を治す「大天使の息吹」を使った後でゲーム外に出てもその効果は失われなかった。「大天使」だけは効果が持続し、若返り薬や痩せ薬はゲームから出ると効果が消えるとは考えにくいのだが…。

現実世界にあるグリードアイランド

 グリードアイランドの入ったジョイステーションに「練」をすると、プレイヤーは体ごとグリードアイランドに飛ばされる。多くのプレイヤーはゲームの世界に入ったと思っているが、実際は仮想世界などではなく、現実に存在する島である。

ソフトは移動装置

 グリードアイランドのソフトはゲームをするためのものではなく、プレイヤーをグリードアイランドに飛ばすための装置である。ソフトには移動するため、ソフトをガードするための念、プレイヤーのデータを管理するためのプログラムなどしか入っていないと思われる。セーブデータからゲームのデータを復元すると、「キャラが建物を素通りする」といった現象が起こることから(08巻P.157)、偽のゲームデータも入れられているのかも知れない。

アイテム、キャラクター

 特殊な効果を発揮するカードやアイテム、ゲームキャラクターなどは全て念能力によって具現化、操作されたものであるとシャルナークは考えている。「念能力で具現化されたものは吸えない」という制約があるシズクの能力でアイテムを吸えなかったこと、「物体に込められた念能力までコピーできない」コルトピの能力でカードを複製しても、そのカードがアイテムに変わるという効果までコピーできなかったことからその考えに至った。

グリードアイランドの場所

 グリードアイランドはヨークシンシティの遙か東にある。時差はヨークシンと十数時間ほどか。コトリタナ共和国程度(北海道と同じくらい)と広い面積にも関わらず、地図には一切記載されていない。これは島がゲームマスターらが所有する私有地だからで、ハンターの世界では地図に記載されない島がいくつもあるという。シャルナークは持ち帰った石の成分などから島の場所を特定し、仲間と共に直接グリードアイランドに向かった。しかし上陸直後ゲームマスターの一人レイザーが現れ、特殊呪文によって違う大陸に飛ばされてしまった。ゲームをプレイするにはジョイステーションから正式に島に入らなければならないのだ。この島は潮流の関係で、漂流していても絶対にたどり着かない場所にある。そのためレイザーはたどり着いた者を全て侵入者と判断し、容赦なく排除している。

ゲームマスター

 グリードアイランドはジンとその仲間との11人で作られたもの。グリードアイランド(GREED ISLAND)というソフトの名前は制作者全員のファーストネームの頭文字をとったものだ。現在も島でゲームマスターとしてゲームを維持、運営しているのはわかっているだけでは5人。開発最高責任者であるジンはすでにゲームにはいないし、他の5人がグリードアイランドにいるかどうかはわかってない。

ゲームマスター一覧

ジン=フリークス 開発最高責任者。すでにGIにはいない。
レイザー 放出系担当。死刑囚。No.002「一坪の海岸線」入手イベントでは海賊の船長としてプレイヤーと対決する。島外からの侵入者を排除する役目もある。
イータ 入口のシソの木で、プレイヤーにゲームの説明やロードしてきたプレイヤーの案内をする女性。島外からの侵入者を察知する役目なども担っているようだ。港にいるエレナとは双子。24時間体制でゲームキャラらしく振る舞っている。
エレナ プレイヤーが島外へ出るための港にいる女性。港に来たプレイヤーに出る場所についての説明をする他、クリアしたプレイヤーから3枚の指定ポケットカードを受け取る役目もある。
ドゥーン リーメイロの城にいる男性。城の外観とは似つかわしくない散らかった部屋で、クイズ大会に優勝したプレイヤーに「支配者の祝福」と持ち帰る指定カードを入れる特殊なバインダーを与える。

元々名前はWDWUNEだったのだが、ゲーム名の辻褄あわせの為ジンがDWUNと法的にも変えてしまう。

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リスト クイズ大会に優勝したプレイヤーを城に招待し、クリアに関する様々な説明をする。
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