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(最終更新日:2006.03.22)

グリードアイランドで重要な役割を果たすアイテムについての解説です。

→[アイテムについて]
   [指定ポケットカード]
   [呪文カード]
      [呪文使用時のメッセージ集他]
   [その他のカード(アイテム、キャラクター、モンスター)]
[ワールドガイド]
[プレイヤー一覧]

[アイテムとカード化] [カードの種類について] [カードの限度枚数] [入手難度] [ゲイン待ち] [カード化の流れ]

アイテムとカード化

 このゲームの目的は指定された100種類のアイテムを全てカード化し、自分の本に収めること。ゲームを始めた時に支給される指輪をはめると、二つの魔法を使うことができる。それが「ブック」「ゲイン」である。

ブック

 「ブック」はカードを納める自分の本<バインダー>を出し入れする魔法である。この本はプレイヤーの周りで浮いていて、バインダーを出したまま移動してもつかず離れずついてくる。バインダーにはNo.000からNo.099の100種類のアイテムを納める指定ポケットがあり、それぞれのナンバーにはそれぞれのナンバーのカードを一枚しか入れられない。背表紙にはNo.000のポケットがあり、1ページ目からNo.001〜No.009、No.010〜No.018…という風に各ページ9種ずつ入れられる。指定ポケットは全11ページ。それ以降のページはフリーポケットで、どんな番号のカードも入れることができる。フリーポケットは5ページで、45枚入る。

 最後のページには情報を表示する画面と呪文カードをはめ込む箇所があり、ここで呪文を使って自分が遭遇したプレイヤーの一覧や、対象プレイヤーの持ちアイテムなどを確認することができる。

ゲイン

 「ゲイン」はカード化したアイテムを元に戻す魔法である。アイテムは入手すると同時にカード化するため、アイテムとしては使えない。アイテムとして使う場合にはこの魔法を使ってアイテムに戻す必要がある。ただし一度アイテムに戻すと二度とカード化できない。新たにそのカードを得るには、再び同じアイテムを入手しなければならない。(一部のアイテムに限っては、ある呪文を使うことでカードに戻すこともできる。)

 なお、カード化したアイテムは一分以内にバインダーに納めなければならない。カード化したアイテムは一分経過すると自動的にアイテムに戻り、再びカードには戻せなくなるからである。このシステムはアイテムの入手時に限らず、バインダーから出ているカード全てに適用される。つまり「ゲイン」を唱えなくても、1分待てば自動的にカードをアイテムに戻すことができるわけである。ゴンはこのシステムを利用してゲンスルーを倒した。

カードの種類について

 カードには大まかにわけて3つにわけられる。クリアに必要な「指定ポケットカード」。これはNo.000からNo.099までの合計100種類。そしてゲームの必需品である「呪文カード」。No.1001からNo.1040まで計40種ある。これら呪文カードは魔法都市マサドラという場所で購入できる。そして最後に指定ポケットカードでない普通のカード。種類も用途も様々で、何種類あるかは定かではない。少なくとも2万種類はあるようだ。また12人のゲームマスターのみ使うことができるカードもあり、それらのカードのナンバーはマイナスである。

カードの限度枚数

 通常、入手したアイテムはすぐにカード化する。しかしカードのカード化限度枚数がMAXに達している場合はカード化できない。アイテムにはそれぞれ限度枚数というものが設定されていて、ゲーム内でカード化できる枚数があらかじめ決まっているのだ。3枚が限度のアイテムもあれば、100枚以上カード化できるアイテムもある。

 限度枚数がMAXになったアイテムをカードとして手に入れるためには、呪文などで他プレイヤーからそのカードを奪うか、所持しているプレイヤーがそのカードを使うのを待つしかない。このシステムのために貴重なカードが手に入れられないプレイヤーが多くなり、所持プレイヤーを殺害することで貴重なカードが自分に回ってくる可能性を高くしようとする「プレイヤー狩り」という過激なプレイヤーも出現している。

入手難度

 入手難度とは文字通り入手する難しさのこと。グリードアイランドのカード全てが10段階のランクに分けられている。SSが一番難度が高く、次にS,A,B…Hと続く。規則的でないので大雑把だが、ランク別のだいたいの限度枚数は以下の通り。カード化限度枚数が少ないカードは、そのアイテムを何度も入手できる実力があるか、カードを複製する呪文を使えば独占が容易。1種でも指定アイテムを独占していれば、それだけで他プレイヤーのクリアを阻止することができる。もちろんその分他プレイヤーに狙われる危険性も高くなるが。

SS… 1〜5、150枚(大天使の引換券)
S… 6〜13枚
A… 11〜25、30枚
B… 20〜30、150枚
C… 40〜50枚
D… 55〜80枚
E… 90〜120枚
F… 130〜200枚
G… 200〜400枚
H… 800枚〜無限

ゲイン待ち

 限度枚数を超えてカード化しなかったアイテムは、アイテムとして使用せずに保存しておくと、同じアイテムのカードが使われるなどして消滅した瞬間にカード化する。このように他プレイヤーのゲインを待っている状態のアイテム(又は、それをプレイヤーが待っている状態のこと)を「ゲイン待ち」という。ゲイン待ちのアイテムが複数あった場合、入手するのが早かったアイテムから順にカード化する。

 誰かが使用しない限りカード化しないのが難点だが、持ってさえいればいつかはカード化するのでアイテムを再び取りに行く必要がない。このシステムを利用するとアイテムを限度枚数を超えて独占することもできる。限度枚数分のカードを独占し、さらにアイテムを大量に所持しておけば、例えカードをゲインしても、自分の持っているアイテムから優先的にカード化するからだ。対象アイテムがパーティー内のポケットに入りきることと、大量に持てる大きさ、重さであることが条件。ゲンスルー組は「闇のヒスイ」という宝石のアイテムを大量に独占していた。

 限度枚数を遙かに超えたアイテムをゲーム内に存在させられるわけだが、仮にこの数が無制限だとすると、例えば金粉少女などを1000回入手すれば、ゲイン待ちの金粉少女が1000人島に溢れかえることになる。それはさすがにあり得ない。アイテムそのものに出現数の限度が設けられているか、プレイヤーの管理が行き届いていないアイテムは自動的に消滅する、といった何らかのシステムが働いていると思われる。

カード化の流れ

 アイテムを入手した際のカード化の流れをフローチャートで表した。

 アイテムを入手すると、カード化限度枚数がMAXになっていない場合はすぐにカード化。MAXになっている場合は「ゲイン待ち」と呼ばれる状態になる。「ゲイン待ち」のアイテムを使わないでとっておくと、ゲーム内の同じアイテムカードが消えた瞬間、カードに変わる。

 カード化したアイテムは「ゲイン」を唱えるか、バインダーから出した状態で60秒放置すると再びアイテムに戻る。この状態のアイテムはランクB以上のアイテムは二度とカードには戻らず、ランクC以下のアイテムは呪文の「再生」を使うことでカードに戻すことができる。

 「ゲイン待ち」のアイテムを使用した場合は、図のようにカード化解除状態のアイテムと同様の状態になり、ランクB以上のアイテムはカードになる権利を失い、ランクC以下のアイテムは「再生」でカードにできる。

 なお、これはあくまで一般的なアイテムの話である。中には呪文カードや大天使の息吹など、カード化を解除した瞬間に使用したと見なされ、カードが消滅してしまうものもある。使用後にアイテムが残らないので、「再生」でアイテムに戻すこともできないし、「ゲイン待ち」状態になることもない。

 また呪文カードにはアイテムを別のアイテムに変えることのできるものもあるが、変化後のアイテムの限度枚数がMAXだった場合、使用した呪文カードが破壊されるだけで、「ゲイン待ち」状態のアイテムにはならない(失敗しても破壊されない呪文もある)。


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