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(最終更新日:2012/9/5)

ゾルディック家についての解説です。

[ゾルディック家とは] [家系図] [本邸までの道のり] [依頼の仕組み] [執事] [外出時警戒レベル]

ゾルディック家とは

 パドキア共和国はデントラ地区にそびえる標高3722メートルの「ククルーマウンテン」頂上に居を構える暗殺一家。高祖父、祖父母、父母、兄弟五人という家族構成で、三男、末子を除き全てが現役の殺し屋である。高祖父は120歳前後で、通常では生存しているとは考えづらい高齢である。そのため一般的には高祖父は曾祖父であると思われており、号泣観光バスは「曾祖父、祖父母…」と家族構成を紹介している。実際の曾祖父は既に死亡していると考えられる。

 地元では有名で、「号泣観光バス」などが日に一本、ガイド付きでククルーマウンテンを経由する定期バスを出している。これはゾルディック家の敷地に入らない限りは安全であるということと、家族が表舞台に全く顔を出さないため、現実感に乏しいことが関係しているのだろう。伝説の暗殺一家といわれるほど有名ではあるが、その実態を知る者は稀なのである。

 顔写真にさえ1億近い懸賞金がかかっているといわれるが、当の家族は普段から変装も潜伏もしているつもりはない。世界的に有名な格闘技場である天空闘技場やサザンピースのオークションなど、公の場にも度々姿を現している。ただ顔を知られていないので、当然それに気付く者もいない。また屋敷も執事達が全力で守っているため、何の手づるもない人間が家族に会うことはほぼ不可能である。

家系図

ゾルディック家家系図

 アルカ、カルトの性別は不明。また祖母はNo.340現在まで一度も登場せず、家族が祖母について話した事もない。No.326に描かれたゾルディック家の相関図にも祖母は描かれていない。号泣観光バスで紹介されたのが唯一の登場である。しかも号泣観光バスは高祖父を曾祖父と誤って紹介したことから、信憑性が高いとは言えない。現在ゾルディック家に祖母がいるかどうかは実のところ不明なのである。

 ただし日本テレビ版のアニメでは、家族10人のシルエットが描写されている。原作には存在しないキャラクターのシルエットが祖母である可能性もあるものの、アニメは原作との齟齬が多く、作者公認のシルエットとは限らない。また旧アニメやハンターズガイドなどでは高祖父は「マハ」、母親は「キキョウ」という名前であるとされているが、原作にその名は登場しないため、サイト上では名称不明としている。

呼び方表

 各家族間の呼び方。横は呼び方で、縦は呼ばれ方である。本人と会話している時か、他人との会話で話題に出す時かの区別はしていない。カルトは兄のことを「兄さん」と心の中で呼んでいたが、誰のことを指しているか不明である。

呼び方表

本邸までの道のり

ゾルディック家は広大なククルーマウンテンと周囲の樹海全ての土地を保有している。家族が住む本邸までの道のりは遠く、侵入者は数々の難関を突破せねばならない。

黄泉の門

 山中に入る唯一の入り口である正門は、通称「黄泉の門」と呼ばれている。入ったら最後生きて戻れないとの理由からだ。この巨大な門の脇には守衛室があり、そこには小さな扉が設けられている。小さな扉の方には鍵が掛けられており、鍵は常駐している使用人が持っている。この扉から中に入るには使用人から鍵を奪う必要があるが、使用人は基本的に無抵抗なので奪うのは容易い。問題は入ってからだ。この扉や他のルート、つまりは巨大な門以外から中に入ると、番犬であるミケに襲われてしまう。ミケには「侵入者は全員かみ殺せ」という命令が与えられているためだ(実際はかみ殺さずに食い殺すことが多い)。この扉は侵入者用の扉なのである。

 一方、巨大な門の方は鍵が掛かっていない。この門の正式名称は「試しの門」で、その名の通り入る者の力を試す門である。「試しの門」は押す者の力に応じて大きい扉が開く仕組みになっている。扉は1から7まであり、数が増えるごとに重さが倍になっていく。1の扉は片方2トン。最低でもこの2トンの扉を開ける力がなければゾルディック家に入る資格はないというわけだ。この門から入るとミケは攻撃してこない。「試しの門を開けて入ってきた者は攻撃するな」という命令も与えられているからだ。使用人のゼブロやシークアント、家族も例外ではなく、試しの門から出入りしている。

 ちなみにゴンとクラピカは数週間の特訓で1の扉(計4トン)の扉が開けられるようになり、レオリオは2の扉(計8トン)の扉を開けられるようになった。同じ頃のキルアは3の扉(16トン)まで開くことができた。その1年以上後、念を修得し、多くの経験を積んだキルアは5の扉(64トン)をも開くようになった。ゴンが重体という緊急事態であり、わざわざオーラで肉体を強化して扉を開けたとは考えにくい。ということは生身の肉体のみで、これほどの成長をしたということなのだろうか。キルアでも5の扉なら、シルバが7の扉を開けられても不思議ではないだろう。

使用人の家

 試しの門を抜けると使用人用の住まいがある。この使用人たちの仕事は侵入者の誘導や死体の始末、ミケの世話などで、侵入者を自力で排除する役割は恐らく与えられていない。使用人の家は400kgの玄関をはじめ、片方20kgのスリッパ、湯飲み、60kgの椅子や特製の50〜100kgのベストなど、試しの門を開く力を維持するための環境が整っている。滅多にないことではあるが、使用人に気に入られた侵入者は、使用人の独断でこの家での滞在を許されることがある。

樹海の門

 使用人の住まいから道なりにしばらく進むと、執事(97年頃からはカナリア)が一人、侵入者を排除するために待機している。しかし定められたラインの中を踏み越えない限り向こうからは襲ってこない。先手を打つ猶予も逃げる猶予も与えられているわけだ。ただし執事はプロハンター級かそれ以上の実力者である。生半可な実力では、何百人引き連れようと全滅は必至である。

 この先をしばらく歩くと執事達が複数控える執事用のすまいがある。ここを突破すればいよいよ本邸となるが、余程の実力がなければ突破は難しいだろう。これまで侵入を試みた者のうち、ほとんどの者がミケに食い殺され、100人の部下を連れたブラックリストハンターでさえもカナリアに全滅させられている。ゴン達も初めて訪れた時点では、試しの門すら開けられない有様であった。

依頼の仕組み

 ゾルディック家は一度請け負った依頼は、標的がA級首であろうと必ず実行する。ただし暗殺依頼者が死亡した場合、たとえターゲットと戦闘中であっても暗殺は即座に中止される。また依頼者を守る義務は全くなく、依頼者を暗殺する依頼が新たに来れば、その依頼者を別の家族が殺しに向かうことになる。

 例えばAがBの暗殺を、BがAの暗殺をそれぞれ依頼した時、この依頼は両方有効である。99年9月には十老頭が幻影旅団員の抹殺を、幻影旅団長が十老頭の抹殺を依頼するという事があったが、先に殺された十老頭の依頼が消滅した。

 仕事の為なら命を捨てる覚悟を持つゾルディック家だが、タダ働きタダ死には真っ平御免だという。上のような事態が起きて依頼者からの報酬が入らなくなる場合、先に暗殺を完了した方の家族がゾルディック家専用無線機を用いてもう一方に連絡することになっている。

 なお、仕事は暗殺だけに留まらない。ネテロやヒソカなど、特定の家族と懇意にある者は、暗殺以外の任務を家族に依頼することがある。ヒソカはイルミに、自分になりすまして旅団のアジトに紛れ込む仕事を依頼し、ネテロはゼノに、キメラアント王の討伐任務への協力を依頼している。

料金

 具体的な料金は不明だが、ミルキはシルバに「15人ほど殺るから150億ほど貸してくれ」という交渉を持ちかけている。ミルキがどうやって暗殺をしているのかは不明だが、だいたい目安として1人10億ジェニー(約9億円)と考えられる。ただし、「貸してくれ」と言っていること、家族内の交渉であることを考えると、一般の依頼と同じように考えるのは難しい。実際はもっと高額の可能性もある。

 暗殺の対象はA級首からマフィアの筆頭まで制限はない。難度の高い暗殺であっても後から法外な料金を要求するという事はないらしく、幻影旅団員抹殺といった難しい依頼であっても「割の合わない仕事だ」と割り切るのみである。難度の高い暗殺の場合は家族の何人かが協力して実行するので、人数に応じて料金が増えるのかも知れない。支払いはおもに後払い。

 ゼノの気分次第だろうが、同業者に対して3割引という格安の料金で暗殺を請け負うと言った事もある(1人10億Jなら3億J引き)。ちなみにドラゴンボールの桃白白は1人当たり1億ゼニーだが、殺し屋さん20周年キャンペーン中は半額の5000万ゼニーだった。どうも一流の暗殺者はサービス精神旺盛のようである。

執事

 ゾルディック家は多数の執事を雇用している。幼い家族の世話から屋敷の護衛、また暗殺活動のサポートなど、活動範囲は多岐に渡る。ゾルディック家は家族間での殺し合いは御法度として避けているが、執事に対しては冷酷であり、特に母親やイルミは執事の殺害を何とも思っていない。

 暗殺を行うのはあくまでも家族であり、また侵入者の大半が低レベルであることを考えると、執事の死因は案外「家族に殺されること」が上位に入るのかも知れない。アルカの能力も含めれば、わかっている範囲ではゴトー以外の執事は皆家族に殺されている(ゴトーが殺されたのも、イルミの依頼によるものである)。

 それだけ危険の多い仕事でありながら、家族の世話を任せられるほどの執事が「億万長者になりたい」と願うところを見ると、収入も大したことはなさそうだ。

戦闘能力

 執事の全員が高い戦闘技術を持っているかどうかは定かではないが、屋敷警備などの任務に就く執事には、最低でもプロハンタークラスの戦闘能力が求められる。執事見習いのカナリアは、10歳の頃に襲撃に来たブラックリストハンターと100人の部下を返り討ちにしている。その3年後でさえもまだ見習い扱いなのである。正規の執事達はそれ以上の実力なのだろう。時には家族を捕獲する任務を与えられることもあり、執事の一部には家族に匹敵する、あるいは凌駕する実力を持つ者が存在する。

養成所

 執事はゾルディック家の敷地内にある養成所で教育を受ける。複数のクラスがあり、教師も複数いるようだ。執事のうち、ヤスハは孤児院で育ったことがわかっている。ただし天涯孤独というわけではなく、義理の両親も入院中の実母もいる。天涯孤独の子供を半ば拉致して執事に仕立て上げている、というわけではなさそうだが、どのようにして執事候補を選出しているのか、または募集しているのか、その実態は不明である。

規則

 雇用主である家族の命令には絶対に従わなければならない。また、雇用主と個人的な関係を持ってはならない。執事の中には、特定の家族直属の執事になっている者もいる。ゴトー、カナリアはゼノの直属で、ツボネ、アマネはシルバの直属である。誰かの直属だからといって、別の家族の命令を無視して良いわけではない。ただし当主や直属の家族の命令が優先される。たとえば、当主による警戒令が発令されている家族の命令に従う義務はない。

 執事の恋愛は禁止されており、違反すると死刑になる。しかしツボネに孫娘がいることを考えると、何らかの例外はあるようだ。

外出時警戒レベル

 家族の素行、言動に問題があるとみなされた時、当主はその家族に対して「外出時警戒レベル」を設定する事がある。数字が大きいほど厳しい内容で、レベル4は執事や家族の監視が付き、その都度設定される禁止事項に抵触した場合、ただちに捕獲の対象となる。捕獲されると強制的に屋敷に連行され、警戒レベルは5に上がる。

 レベル5は敷地内から一歩出た時点で捕獲の対象となる。つまり警戒が解除されるまで屋敷から出ることを禁じられるわけだ。


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