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紫煙拳(ディープ・パープル)

能力者:モラウ

 煙を様々な形・ものに変える。通常は煙幕として敵の目くらましなどに使う。その範囲は広く、キメラアントの一師団の活動範囲全てを覆うことができる。煙のオーラを無数のウサギのような形に変えると、敵地に放って敵の数などを知ることができる。この形態は見ても「円」で関知しても人間ではないとわかる。他にも煙の兵隊、煙の幻覚、煙の船など用途は広く、数ある念能力の中でも断トツの対応力がある。

 煙の形や色を変え、本物とそっくりな精巧な人形を作ることができる。ヂートゥとの交戦時、煙幕の中でナックルの人形を大量に作り出し、ヂートゥを驚かせ動きを一瞬止めた。後述の機兵隊と違い、その人形を動かすことはできないと思われる。

 「紫煙機兵隊」は核となるオーラに操作条件を込め、煙のオーラで覆う。こうすることにより自在に動き回る煙人形が完成。操作精度により増減するが、最大で216体創り出すことが可能。ペイジン襲撃時は操作情報が複雑だったため、50体が限度だった。全てオート操作。敵と遭遇した場合は専守防衛で、近くにある物を投げたり殴ったりして、なるべく敵に触れずに攻撃する。こちらはウサギと違って、視覚、オーラによる感知では人間か人形かは区別しきれない。レイザーの悪魔と同じく、能力者の意志で人形を解除し、オーラを回収できる。現実から隔絶された空間からでも、解除回収ができるかは能力者自身もわかっていない。

 煙のロープで捕まえられれば逃げる術はない。ヂートゥがいくら攻撃しようとも千切れず、モラウも「切断不可能の鎖だと思いな」と煙の強度に自信を持っていた。モラウ自身の精巧な人形も作ることができる。機兵隊と違いこちらは完全なマニュアル操作で、キセルを持ってロープをたぐり寄せる、高速の矢をキセルで受け止めるなど、精密な操作が可能。直接触れられれば煙だとバレる。人形に喋らせることはできないが、近くにいる本物が喋って人形であることを悟られないようにしていた。ただ人形の口は開いていないので、観察力があれば見破れるかも知れない。水上で煙を固めればになる。煙があれば何でもできるようだ。

念タイプ

タイプ[補助][操作][探索] 発動場所能力者の口
射程距離対象
効果範囲 分身以外は数キロ単位で操作できると思われる初登場 No.202

発動条件、解除条件

発動条件 キセルが必要
持続時間
解除条件
制約、リスク

各タイプの使用状況

[攻撃] [補助]煙で色々する
[操作]煙を操る。ウサギ、機兵隊などを操作 [探索]ウサギなどで敵の数を知る
[制約] [特殊]

実績

・ウサギ状の煙でNGL自治国のキメラアントの巣周辺を調査
・ナックルの分身を大量に作り、ヂートゥにスキを生じさせる
・機兵隊で首都ペイジンを包囲
・煙のロープでヂートゥを捕まえる
・煙の船でレオルの「TUBE」に対処
・宮殿の戦いで仲間をサポート。途中シャウアプフにキセルを奪われ、能力を使えなくなった。


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