トップページ - 解説 - あらすじ - 9巻 |
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【発売日】2000年 07月04日 (前の巻から3ヶ月)
表紙:幻影旅団団長、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ おまけ:にせんねん
No. | サブタイトル | ページ | 掲載号 | 備考 | 074 | 9月1日 (3) | 15 | 2000.10 | 075 | 9月1日 (4) | 19 | 2000.11 | 076 | 9月1日 (5) | 19 | 2000.12 | 077 | 9月1日 (6) | 19 | 2000.13 | 078 | 9月1日 (7) | 19 | 2000.14 | 079 | 9月2日 (1) | 19 | 2000.15 | 080 | 9月2日 (2) | 19 | 2000.16 | 081 | 9月2日 (3) | 11 | 2000.17 | 082 | 9月2日 (4) | 19 | 2000.18 | 083 | 9月2日 (5) | 19 | 2000.19 |
異変に気付いたクラピカとセンリツはセメタリービルに向かう。ビルでは500人以上いたはずの警備員と客が姿を消していた。そして出品される予定だった競売品も。しかしその競売品は幻影旅団の手に渡っていなかった。世界中のマフィアを仕切る「十老頭」自慢の実行部隊「陰獣」の一人『梟』が何らかの念能力を使い、事前に競売品を移動させていたのである。団長は陰獣を誘き寄せるため、戦闘命令を下した。
幻影旅団の乗る気球はゴルドー砂漠で墜落。そこを多くの武装したマフィアが取り囲んだ。旅団で最強の肉体を持つウボォーギンがたった一人で彼らに襲いかかる。銃はおろか、ライフル、戦車をも吹っ飛ばすバズーカ砲すら通じない。マフィアはあっという間に全滅。そこに4人の陰獣が駆けつけてきた。地中を自在に移動する『蚯蚓』はウボォーギンの背後に回りパンチを叩き込む。しかし逆に蚯蚓の手が砕けてしまう。
ウボォーギンに殴り返され、眼球が飛び出るほどのダメージを受けた蚯蚓は力を振り絞り、ウボォーギンを地面の中に引きずり込む。ウボォーギンは必殺の右ストレート「ビックバンインパクト」を放ち、地面ごと蚯蚓を吹き飛ばした。残りの3人は厄介な念能力でウボォーギンを苦しめるが、圧倒的な力を持つウボォーギンの反撃で全滅。クラピカは盗賊が幻影旅団だと知って冷静さを失い、捕らえると言い出した。
怒りと憎しみで我を失うクラピカはセンリツの演奏で正気を取り戻す。しかし幻影旅団を捕らえるという考えは変わらなかった。クラピカは陰獣の毒で首から下が動かないウボォーギンを鎖で捕らえ、車でその場から遠ざかった。幻影旅団は急いで後を追うが、梟に急襲され、車を失った上ノブナガが捕らわれてしまう。その場に残りの陰獣も集結。幻影旅団と陰獣の全面対決が始まろうとしていた。
クラピカ達はウボォーギンをビルの地下に拘束し、コミュニティーに連絡。クラピカは休憩時間にビルを離れ、ヒソカと密会した。ヒソカは団長と戦うために幻影旅団に入ったが、ガードが堅くなかなか戦うチャンスが得られなかった。そこでヒソカはクラピカに組まないかと持ちかける。一方ビルではマフィアが到着していたが、そのマフィアは幻影旅団だった。ダルツォルネは即座に殺され、ウボォーギンが自由の身となってしまう。
ウボォーギンの叫び声を聞いたセンリツは急いで仲間を起こし、ホテルから逃走。団員達は彼らを追う気は全くなかったが、ウボォーギンは屈辱を晴らすため一人でクラピカを追った。クラピカはヒソカへの返答を保留し、センリツ達と合流。緊急事態のため、本当の雇い主であるネオンの父親ライトに連絡。ライトに護衛団のリーダーに指名されたクラピカは、ネオン達を別の部屋に移動させ、自身は元の部屋に残った。
ゴン達はこの日も条件競売を始めた。ゴンの怪力に一般客が挑戦をためらう中、噂を聞きつけたマフィアが現れ腕相撲に挑戦。強さを見せつけられたマフィアは、ゴン達を地下競売の会場に招待する。そこでは写真に写った7名の男女を捕まえれば、1名につき20億ジェニーもらえるという条件競売が行われた。ゴン達は迷わず参加。一方、クラピカのいる部屋にはウボォーギンがやって来ていた。
ゴン達はそれぞれ別の場所で、標的である幻影旅団が現れないかを見張っていた。しかし4時間粘って収穫はなし。ハンターサイトで旅団の情報を得ようにも、情報料の1億という大金は今のゴン達には払えない。人手もなく、旅団捜索は難航していた。ヨークシン郊外の荒野では、クラピカとウボォーギンが対峙していた。クルタ族虐殺のことを忘れたと言うウボォーギンに、クラピカの怒りは頂点に。ついに戦いが始まる。
クラピカはチェーンジェイルを繰り出した。ウボォーギンは鎖には触れようとせず、クラピカ本人を攻撃。しかしクラピカは無傷。今のが全力かと挑発するクラピカにウボォーギンは苛立つが、クラピカの素早い動きに翻弄され続ける。ウボォーギンはついにオーラを全開にし、「隠」による奇襲でクラピカの左腕の骨を粉々にした。しかしウボォーギンはその時、既に鎖で捕獲されていた。クラピカもまた鎖を「隠」で見えなくしていたのである。
強化系並の防御力を持ち、強い念が込められた鎖を具現化するクラピカに、ウボォーギンは納得がいかない様子だった。本来念能力者が極められるのは一つの系統のみなのである。黄泉の手向けにとクラピカは秘密を話し始めた。クラピカは本来具現化系。しかし緋の眼が発現すると特質系に変わり、全ての系統の能力を100%引き出すことができるようになるのだ。
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